ウッドデッキを樹脂で作った場合の価格相場とメリットとは

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ウッドデッキを樹脂で作った場合の価格相場とメリットとは

天然木が良いという人もいれば、人工木が良いという人もいます。どちらを選べば良いのか迷ってしまいますね。ウッドデッキは野外で設置されるケースがほとんどなので、耐久性が重要なポイントとなります。

天然木のソフトウッドは防腐用の塗料を1年ごとに塗るなどメンテナンスが必要になります。また、虫害や腐食などで耐久性も低く、数年で使えなくなることも。ハードウッドはメンテナンスがほとんど要らない素材ですが、値段が高くなってしまいます。

一方、樹脂木は天然木と比べて耐久性も高く、最近は中国などの参入で、エクステリアメーカーの数も増え、値段も安くおさえることが可能になってきました。加工もしやすい樹脂木はおすすめの素材と言えるでしょう。






1. 樹脂木とはどのような素材なのか

近年ウッドデッキ材として人気の高まっている樹脂木材。樹脂木材は人工木材とも言われ、樹脂(プラスチック)と木粉を混ぜ合わせ、天然木に似せて作られた樹脂製の木材のことをいいます。

最大の特徴は、優れた耐久性で天然木特有の「腐る」という心配がありません。耐水性もあり、ささくれが生じにくく、シロアリの被害もないため、メンテナンスをほとんどしなくて良いのが人気の一つです。

最近は各メーカーの技術が発展し、より本物に近いナチュラルな風合いの樹脂木材が増えました。現在は、エクステリア、外装への建築化粧材として、ウッドデッキやフェンスなど、幅広く使用されています。中でもウッドデッキへ使われていることが多く、公共工事での取り扱い実績が近年増えています。


2. 樹脂木のウッドデッキの相場価格

樹脂木製ウッドデッキの価格は、商品本体だけでも10~70万円程度と高額です。しかし、最近の一般住宅では、ウッドデッキの設置が多くなってきているため、エクステリアメーカーの小売希望価格から40~50%OFFが当たり前となっています。つまり安い商品の場合、5万円ほどで仕入れが可能です。

しかし、あくまでも本体価格のみであって、工事代は含みません。一般的に3坪(約10平方メートル)の樹脂木製ウッドデッキを新設する場合の価格相場は、約25万円~約40万円といわれています。また、デザインにこだわったものだと100万円を超えることもあります。

2.1. 施工費が高くなるケースもある

やわらかい土や砂利の上にウッドデッキを設置したい場合や勾配がある場所だと、普通の施工費よりも高くなる可能性があります。例えば、不安定な場所にウッドデッキを設置する場合、脚を支えるために束石が必要になります。束石は工事費込みで1つ約5,000~1万円でウッドデッキの面積が広ければそれに応じて束石施工代もかかります。

2.2. 既存のウッドデッキを人工木にリフォーム

既存のウッドデッキか樹脂木製のウッドデッキへリフォームする場合は、解体費用と廃棄処分の料金が必要になります。概算で畳1帖当り約1万円~となりますので、明確な費用は施工業者へ相談するようにしてください。ウッドデッキは設置にかかる費用だけではなく、経年劣化によるメンテナンスなどトータルでいくら必要になるかで選ぶようにしましょう。

ウッドデッキをDIYするなら材料費だけで済みますが、プロの業者へ依頼する場合、一般的には数十万円~が相場になるでしょう。同じ素材を使って同じ規模のウッドデッキを依頼しても、業者によって見積価格に差がでることがあります。

損をしないためにも見積もりは数社へ依頼し、比較検討するようにしてください。業者の比較検討をするなら一括で見積もり依頼のできる「ヌリカエ」がおすすめです。


3. ウッドデッキに樹脂木を選ぶメリット

樹脂木製ウッドデッキは、天然木製ウッドデッキのデメリットを補えるくらいのメリットがたくさんあります。実際にどのようなメリットがあるのか、確認していきましょう。

3.1. 耐久性がある

一番の特性は、何といっても耐久性の高さです。原料にプラスチックを使用しているため、シロアリの被害は心配ありません。また、腐りやすい部分にはアルミが使われているので腐敗の心配をしなくても大丈夫です。強い日差しでも大きく変色することはなく、外観の美しさが長持ちします。

3.2. 品質が安定している

工業製品のため、生産量が安定しています。品切れがほとんど無いのでリフォームや新築、DIYによるスケジュールの妨げになりません。品質が安定しているので、サンプルと色が違うといったこともなく、出来上がってからイメージしていたものと違ったなんて心配もありません。

3.3. 簡単にメンテナンスできる

防腐剤や塗料の塗り替えなどの面倒なメンテナンスはしなくて大丈夫です。汚れは水拭きですぐに落ちますし、キズやカビが発生した場合はサンドペーパーで研磨すれば問題ありません。表面が平らなので掃除がしやすく、傷がつきにくいのも嬉しいポイントですね。

3.4. カラー展開とオプションが豊富

天然木には出せないグレー系などのカラーリングにできるのは樹脂木の魅力です。カラーを統一しやすいので、フェンスやステップなどのオプション品をそろえてコーディネートを楽しむことができます。最近は各メーカーの技術が進歩し、本物の木と間違うレベルの質感を再現できているものもあります。

4. 樹脂木の注意点とは

万能に思える樹脂木ですが、いくつか注意をしなくてはいけないこともあります。後々後悔しないためにも、注意点はしっかり把握しておきましょう。場合によっては解決策もありますので、今後のために知っておくと役立つかもしれません。

4.1. アルミ製を選ぶようにしましょう

樹脂木のウッドデッキは、土台となる束柱や根太の部分がアルミでできているものが多く、変形や腐食の心配があまりないのが利点です。しかし、中には値段が安く柱部分が木材でできているものも存在するので、気をつけなくてはいけません。

デッキ材は常に太陽にあたっていますが、柱部分は太陽のあたらないジメジメした地面近くに設置されます。その結果、腐食しやすく、設置後すぐにメンテナンスが必要になるケースがあります。お気に入りのウッドデッキがすぐに使えなくなるのを避けるためにも、柱部分は必ずアルミ製のものを選ぶようにしましょう。

4.2. 日差しの強い日は熱くなる

日当たり具合や素材にもよりますが、直射日光があたり続けると、裸足で歩くことができないくらい熱くなることがあります。場合によっては火傷の恐れもありますので、注意が必要になるでしょう。

樹脂木は原料にプラスチックを使用しているため、熱が逃げにくく、その温度のまま保持しやすいといった性質があります。商品によっては、遮熱効果のある塗料が施されている場合もありますので、確認するようにしましょう。また、日よけシェードや敷き物などを併用して暑さ対策をするのも効果的です。

4.3. 耐水性があるため水が残りやすい

水を弾く素材なので、弾いた水分が長く残る場合があります。その分腐食しにくいわけですが、屋根がないウッドデッキの場合は、雨が降ったあとの掃除が大変になる場合もあります。

濡れたままだと滑りやすくなるので危険です。掃除をしたあとも、最後に必ず水分を拭き取るように気をつける必要があります。

4.4. フェンスなどの取付けに注意

樹脂木デッキに使われる材料の中は空洞となっています。これは、空洞部分をつくったほうが床荷重に対する強度が上がり、材料費も安くなるからです。しかし、その部分の強度は天然木に比べて弱く、フェンスの取り付けができない場合もあります。

どうしてもフェンスを取り付けたい場合は、樹脂木デッキ専用のフェンスを用意し、土台のアルミ部分にビスがくるよう調整が必要になります。土台部分にビスがない場合は、別途補強部材が必要になるケースも。また、取り付けたとしても布団を干したりする強度は想定されていないため、重量物は置かないようにしましょう。


5. おすすめ樹脂木のウッドデッキメーカー

樹脂木製のウッドデッキは、天然木のウッドデッキと比べてリーズナブルで長持ちです。シロアリや腐食にも強いので、一度設置してしまえばそのコストパフォーマンスは非常に高いものがあります。

そこで今回は、おすすめする樹脂木のウッドデッキを販売しているメーカーをご紹介します。

5.1. 三協アルミ ひとと木2

木目風の柄を施した木目床板は、表面を凹凸加工しており、天然木のぬくもりある風合いを見事に表現されています。束柱・大引きにアルミ形材を使用しているので、シロアリや害虫による被害の心配もほとんどありません。床材は滑りにくく加工されているので、足腰の負担を軽減します。

また、表面材は木粉添加率を下げた耐候処理材料を使用。表面からの吸水を抑え、耐候性・耐久性に優れておりメンテナンスも簡単です。デッキ表面にキズがついた場合は、市販のサンドペーパー(60番)でこするときれいに補修できます。その際は、表面を長手方向の節目に合わせ、キズの周辺箇所を全体的にぼかす感じでこするようにしましょう。

強い日差しでデッキ表面が高温になるのを防ぐために、人工木表層材に遮熱顔料を使用しています。カラーのバリエーションも充実しており、フェンス、門扉など住まいに合わせたコーディネートが可能です。イメージ通りのウッドデッキがみつかるかもしれませんね。

5.2. LIXIL 樹ら楽ステージ

LIXIL共通の木目色であるクリエカラーを採用。アプローチやバルコニー、玄関などとカラー統一が可能です。デッキ材の色を表現する顔料には、太陽光線を反射する特殊タイプを採用。デッキ材表面温度を従来商品の類似色比で、最大約10℃抑制することに成功しています。日差しで表面が熱くなりすぎるのを防ぐ効果が期待されます。

芯材部には、100%リサイクル材の樹脂と木粉が使われた環境配慮商品を使用しています。また、床板の表面を従来品よりやや粗く仕上げることで、床板は滑りにくくなっています。また、土汚れは水洗いできれいにすることができ、表面キズはサンドペーパーでかんたんに補修できます。

自由なサイズと形状に対応しているのも嬉しいポイントです。施工性、メンテナンスといった基本性能を向上させ、床材に求められるクオリティが進化したウッドデッキと言えます。

5.3. YKK リウッドデッキ

「リウッド(再生木)」は木粉とプラスチック(ポリプロピレン)を主原料としています。住む人の健康に配慮したノンホルムアルデヒド商品です。耐腐朽性、菌類による腐朽やシロアリによる食害に強いため、防腐剤などの薬品処理をしていません。そのため、お子様やペットにも安心です。

天然木に比べて強度の低下や変色が少なく、美しい質感が長続きします。さらに、吸水率が非常に低いため、反りや腐食が起こりにくい作りになっています。硬度も高く、ペットの爪によるひっかき傷などが付きにくいため、安心して遊ばせることができます。

目地部分はデッキ下まで貫通していないので、すき間からものが落ちる心配もありません。デッキ下に光が届かないので、雑草が生えにくい利点もあります。

カラーバリエーションが多彩で、スロープ、床下囲い、ハイパーティションなどのコーディネイトアイテムも様々な種類があります。自分好みの雰囲気を見つけてみると良いでしょう。


6. ウッドデッキには樹脂木がおすすめ

樹脂木で作られたウッドデッキは、虫害や腐食の心配がないので、安心して快適なスペースを楽しむことができます。樹脂木のウッドデッキは、ホームセンターや通販でキットを購入してDIYすることも可能ですが、基礎作りが曖昧だとそれだけで耐久性がなくなってしまうことも。場合によっては、最初からプロにお任せしたほうが費用がかからないことも考えられます。

より安心、安全を確保するためには専門の業者へお任せするのも一つの方法です。その場合、見積もりをしてもらってから施工する流れになると思いますが、見積もり依頼を複数社にすることをおすすめします。なぜかというと、施工業者には大手から地元の個人業者まで幅広く存在し、中には工事内容が同じでも価格が数十万円単位で違うケースがあるからです。

6.1. 樹脂木のウッドデッキの費用見積もりをするならヌリカエへ

「ヌリカエ」では、厳しい加盟基準を通過した優良業者のみ取り扱っているため、安心して一括見積依頼ができます。また、専門のアドバイザーが分からないことがあっても丁寧に教えてくれるので、初めての方でも気軽に問い合わせることができます。通話料金や契約が成立するまでの費用は一切かからないのも嬉しいポイントです。

自分で見積もりを複数社依頼する場合、毎回同じ説明をしなくてはなりませんが、必要な項目を登録するだけで、数社の一括見積が依頼できるのも便利です。後々後悔しないためにも、施工業者は慎重に選ぶようにしましょう。