人工木材で激安のウッドデッキを作る|維持費も安い優秀素材

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人工木材は、人為的に作られた木に似せた商品。天然木材よりも安く、耐久性に優れているためメンテナンスがほぼ不要の優秀素材になります。ウッドデッキを設置したいと思っても、木材のカットや素材、土台の費用など金銭面の心配も。

人工木材なら、天然木材よりも安く販売されているので素人のDIYにもおすすめ。木材の長さが決まっているときは、購入する店舗でカットなど簡単な作業をお願いすることもできます。まずは、比較的安く手に入る人工木材についてと人工木材をウッドデッキで使用するメリットなどについて見てみましょう。




1. 人工木材とは

人工木材とは本物の木(天然木)ではなく、木に似せて作られた工業製品を指します。人工木材として販売されている商品には、いくつか種類があり以下のようになります。

  • 木粉(もしくはその他の素材)と、樹脂を混ぜ合わせたものを原材料とした商品。
  • 樹脂のみを原材料とした商品。
  • 上記以外の素材を原料とした商品。

木粉と混ぜ合わされるものには「ポリプロピレン」「ポリエチレン」「ABS樹脂」などがあり、混合比率によって人工木材の特性は変化。木粉の量が少なくなればなるほど、よりプラスチック製品に近い人工木材に仕上がります。人工木材は加工しやすく耐久性に優れているため、ウッドデッキによく使用されている素材。

低価格で販売されているのも、人工木材ならではの魅力の一つになります。


2. 天然木材と人工木材の違いについて

ウッドデッキに使われる素材には、人工木材のほかに天然木材があります。ウッドデッキを設置する際、最初に決める工程となる素材選び。天然木材にはソフトウッドとハードウッドの2種類があり、SPF材・パイン材・ウエスタンレッドシダー・マツ・ヒノキ・スギなどがソフトウッド。

一方、イペ・ウリン・セランガンバツ・アマゾンジャラはハードウッドに分類されます。ソフトウッドは点木材の中でも比較的安く、柔らかい木のため加工しやすいのが特徴。しかし、害虫の被害に合いやすく腐りやすいという難点があります。

ハードウッドは、高い耐久性とメンテナンスの手間がほぼかからないのが魅力。しかし、価格が高く木材が非常に硬いためプロでも加工に苦戦するという難点があります。この天然木材のメリットを併せ持っているのが人工木材。

人工木材は、天然木材の中でも比較的安いソフトウッドよりもさらに安く、加工のしやすさや高い耐久性でメンテンナンスはほぼ不要になります。そのため、扱いやすい人工木材は工事費用も安く済むことが多くなります。


3. 人工木材のメリットとデメリット

天然木材の魅力を併せ持っている人工木材。しかし、優秀素材である人工木材にもデメリットはあります。人工木材のメリットとデメリットについて見てみましょう。

3.1. 人工木材のメリット

人工木材のメリットについて、いくつか書きましたがあらためて細かく見ていきましょう。

害虫被害を受けにくい

木を模して作られている人工木材の原料は「ポリプロピレン」「ポリエチレン」「ABS樹脂」などになるため、シロアリなど害虫被害を受ける心配がほとんどありません。また、雨などの浸水により腐ってしまうこともほぼありません。ただし、木粉が混ざっている量が多い場合は別。

木粉は本物の木を粉状にしたもの。そのため、シロアリやダニなどの住処になる可能性や腐食の可能性もでてきます。人工木材はあくまでも害虫被害を受けにくい素材であって、害虫被害を受けない素材ではありません。

使用する人工木材の木粉の量についても確認しましょう。

耐久性に優れている

天然木材とは異なり、害虫被害や腐食の心配がほとんどない人工木材は耐久性に優れているというメリットがあります。通常、ソフトウッドで作られたウッドデッキはメンテナンスをこまめに行っていても約10年ほどでボロボロになってしまいます。

しかし、人工木材のウッドデッキは約10年であればメンテナンスを行わなくても形状を維持。形状維持については使い方にもよりますが、多くの場合ランニングコストを大きく抑えることができます。

天然木材よりも安い

天然木材の相場は1平米あたり18,000円から40,000円と幅広く、ソフトウッドは安くハードウッドが高くなっています。一方、人工木材の相場は1平米あたり5,000円から10,000円とかなりの安さ。天然木材と人工木材の間では、最大差35,000円にもなります。

ウッドデッキは設置面積が広ければ広いほど価格は高くなります。少しでも安くウッドデッキを設置したいなら人工木材を使いましょう。

カラーバリエーションが豊富

人工木材は天然木材に似せている商品なので色付けも自由自在。リビングの延長のようにウッドデッキを設置したいときは、リビングのフローリングと色を合わせることで広く開放的な空間を作ることができます。また、気分によって塗り替えることも可能。

オリジナルのウッドデッキを楽しむことができます。

3.2. 人工木材のデメリット

メリットたっぷりの人工木材。しかし、デメリットもあります。人工木材のデメリットについて見てみましょう。

静電気が発生する

人工木材には「ポリプロピレン」「ポリエチレン」「ABS樹脂」などが使われています。これらはスーパーやコンビニのレジ袋にも使われている原料。そのため、静電気を発生させやすい性質に仕上がります。

特に、冬など乾燥する季節は静電気が発生しやすくなるため悩まされる可能性も。静電気の発生を抑えたいときは、金具部分にアース線を取り付け地中に埋め込むなどの対策が必要になります。

膨張する

人工木材の多くは、熱や水分の影響により膨張します。そのため、枠内にしっかりと収めて設置してしまうと膨張した際の逃げ場がなくなり変形して凹凸ができてしまうことがあります。最悪の場合、ひび割れの原因にもなるためウッドデッキを設置する際は注意しましょう。

劣化による変色や割れ

「ポリプロピレン」「ポリエチレン」「ABS樹脂」などが混ざっている人工木材は、プラスチック製品のように経年劣化による変色や割れが生じることがあります。特に、日当たりがよすぎる場所や水が溜まりやすい場所にウッドデッキを設置すると劣化する速度が早まります。できるだけ通気のよい場所に設置しましょう。

夏は高温になり冬は冷たい

人工木材は天然木材のように熱を木の内側に閉じ込めることはできません。そのため夏の日差しを浴びた人工木材のウッドデッキは裸足で歩くのが困難なほど熱くなり、逆に冬はとても冷たくなります。裸足でウッドデッキを歩くときは注意しましょう。

水はけが悪い

水分を吸収する機能はないため雨などが降ると、蒸発を待つか拭き掃除を行わない限りいつまでもウッドデッキの上に水が残ります。水が残った状態で放置を続けるのは劣化速度を早める原因に。できるだけ早く水分を拭き取りましょう。

見た目が安っぽい

天然木材の最大のメリットは木のぬくもりを感じられること。しかし、人工木材は木のように見えるだけの樹脂製品のため本物の木のようなぬくもりを感じることはできません。そのため、どんなにきれいな仕上がりであったとしても見た目が安っぽく感じてしまうことがあります。


4. 人工木材で作るウッドデッキの相場

人工木材の単価が天然木材よりも安いことは分かりました。では、工事費用などを含めるとトータル金額はいくらくらいになるのでしょう。人工木材で作るウッドデッキの相場についてや天然木材ウッドデッキとの比較について見てみましょう。

4.1. 人工木材ウッドデッキの相場

人工木材の1坪あたり(3.3平方メートル)の相場は天然木材よりも10,000円ほど安くなっています。ウッドデッキを業者に依頼したとき、見積もりの内訳は大きく分けてウッドデッキ本体費用・ウッドデッキ設置のための土台費用・設置工事費用になります。

土台費用については、接地面積の広さや地面がコンクリートで安定している場所であるかどうかで変化。人工木材ウッドデッキは、ウッドデッキ本体費用の安さと加工のしやすさから設置工事費用が天然木材ウッドデッキよりも安く見積もられることが一般的になります。

4.2. 天然木材ウッドデッキとの相場の比較

天然木材ウッドデッキと人工木材ウッドデッキでは、接地面積が同じである限り土台にかかる費用は変わりません。しかし、素材の費用や工事費用が異なるため価格は大きく変化します。天然木材ウッドデッキと人工木材ウッドデッキの相場の違いについて以下の表にまとめました。

  • 人工木材:1坪あたり約13万円
  • ウリン(天然木材):1坪あたり約15万5,000円
  • アマゾンジャラ(天然木材):1坪あたり約14万円

1坪あたりは3.3平方メートルなので、小さくても3坪程度のウッドデッキをつけるのが一般的。そのため、価格は人工木材でも36万円ほどかかります。天然木材にいたっては3坪で40万円以上の費用の準備が必要になるため、ランニングコストも含めて安くウッドデッキを設置できるのは人工木材になります。


5. DIYなら人工木材の激安ウッドデッキが作れる

業者に頼むとかかってくる工事費用。人件費や諸経費といった費用は、自分で作ってしまえば無料になります。DIYで人工木材ウッドデッキを激安で設置できることについて見てみましょう。

5.1. 素人でも挑戦しやすい

人工木材ウッドデッキは、木材を自分好みにカットして組み立てていくのも楽しみですが初めて取り組む場合は、組み立てるだけのセット商品がおすすめ。DIY初心者でも挑戦することができるセット商品は、あらかじめ加工されているので付属の設計図通りに組み立てていくだけ。

インターネットで手軽に購入することができ、さまざまなデザインが用意されているので自分のイメージに合うセット商品を購入しましょう。人工木材ならではのカラーバリエーションが豊富なこともうれしいポイント。組み立てていくだけの作業なので、最低限の道具さえあれば誰でも作ることができます。

5.2. DIYには限界がある

ウッドデッキは、板を敷き詰めていくだけの単純作業。そのため、DIY初心者でも挑戦しやすいのが魅力になります。自分でウッドデッキを作ることで、思い通りのデザインに仕上げることが可能。

ただし、思い通りのデザインに作り上げるためにはしっかりとした設計図やカットなどの加工技術が必要になります。また、ウッドデッキのDIYは、セット商品で満足ばら問題ありません。しかし、予定している接地面積よりも小さかったり大きかったりする場合には加工する必要がでてきます。

DIYでイメージ通りのウッドデッキを設置したいときは、知識や技術を身に着けてから取り組みましょう。

ウッドデッキは水に長く触れさせないことが重要。上の写真のようにプールサイドのウッドデッキテラスを設置したい場合、水がウッドデッキに長時間触れない工夫をする必要があります。また、接地面積も広くウッドデッキがずれないように土台をしっかり固定する作業も大切。

接地面積が広くなればなるほどDIYでウッドデッキを設置するほうがお得になります。しかし、不完全なウッドデッキはメンテナンス費用などで高くなってしまうこともあります。


6. ウッドデッキを業者に依頼するメリット

ウッドデッキをDIYする場合、設計図の作成や木材の準備、安定する土台作成などさまざまな工程があります。時間や手間のかかるウッドデッキ作りは、達成感を感じるものかもしれません。しかし、できあがったウッドデッキが不完全であった場合、作り直すか手直しをする必要がでてきます。

ウッドデッキは土台作りが大切。土台がしっかりしていないとウッドデッキの劣化速度が早まります。業者が設置するウッドデッキはプロの作業のため、メンテンナンスもほぼ不要の仕上がりで長持ち。

長期的に考えて、メンテナンス費用がほぼ不要の業者作成のウッドデッキのほうが安くなります。また、デザインの幅も広がります。イメージをできるだけ詳しく伝えることで、自分では難しいことも業者にお願いすることができます。

ウッドデッキを依頼する業者探しはマッチングサービスのナコウドがおすすめ。優良業者に一括見積依頼をしてくれます。

7. 人工木材の激安ウッドデッキもあるが業者に任せたほうが長持ちする

人工木材の激安ウッドデッキは、トータル費用を考えると業者に任せたほうが安心。せっかく安い木材を使用していても、不完全な仕上がりでは余計な費用がかかってしまいます。業者仕上げの長持ちするウッドデッキでおしゃれな庭を楽しみましょう。

7.1. 業者選びはナコウドがおすすめ

ウッドデッキを設置したくても、どこの業者に頼んだらよいのか迷ってしまいます。そのようなときにおすすめなのが、厳選された優良業者に簡単一括見積依頼することができるナコウド。複数の業者の見積もりを比較・検討することで、納得いく業者を見つけることができます。



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