ブロック積みの工事単価は安くできる|業者を選ぶポイントとは

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ブロック積みの工事単価は安くできる|業者を選ぶポイントとは

どれも変わり映えがしないのではないかと思われがちなブロック積みですが、無機質なブロックもあればおしゃれでカラフルなブロックもあります。その用途も敷地境界の確保や外部視線の遮断のほかにも、防犯や防火、遮音、遮風などさまざまなものがあります。そのうえ建設費も比較的安価なのですからブロック塀が多用されるのもうなずけますね。

しかし比較的安価とはいっても、ブロック積みの工事費用はブロックの種類と施工業者によってだいぶ変わってくるのです。それではどのようにすればブロック積みの工事単価を安くできるのでしょうか。この記事では、お得なブロック積みをするためのコツやポイントについて詳しくご説明します。

Point
  • ブロック積み工事の相場を理解する
  • 安く済ませる方法とは
  • 補助金を使うことで安くできる可能性
  • 業者によって値段が変わる
  • 見積もりを取って比較しよう





1. ブロック積みの工事費単価の相場

工事費の見積もりを取るにしても、ブロック積みの工事費単価の相場を知らなければ比較のしようがありません。まずは工事費単価の相場から見てみましょう。

1.1. コンクリートの基礎工事費用

ブロック塀の設置にはコンクリートの基礎工事が不可欠です。コンクリートの基礎を作り、必ず鉄筋を交わして塀の土台を作ります。

1平方メートルあたり(縦に5段、横に3列程度でおよそ1平米)の単価に、施工したメートル数をかけたものが工事価格となります。このブロック塀コンクリート基礎の価格は大きく分けて2つあります。

コンクリートベース基礎 1平方メートルあたり4,000円~
コンクリート布基礎 1平方メートルあたり10,000円~

設置環境やブロックの段数によって基礎が異なるため工事費は変わってきます。1平方メートルあたり約4,000円~10,000円が基礎工事費用の相場です。

1.2. 既存の塀の解体撤去費用

ブロック塀を設置する際に、既存ブロック塀が存在し壊さなければならない場合には、別途取り壊し費用と廃材処分費がかかります。既存の塀の解体撤去費用は次のとおりです。

既存ブロック塀撤去費用 約40,000円
産廃処分費用 約5,000円~10,000円

壊すものの種類や大きさ、量、塀の厚み、高さ、擁壁の有無、周囲の環境によっても費用は変わってきます。合計で約45,000円~50,000円が工事価格の相場です。

1.3. ブロック塀と交換するリフォームの相場

ブロック塀の価格には、鉄筋や中に詰めるモルタルも値段に含まれていて、施工費込みの値段となります。

CBブロック 1平方メートルあたり 約10,000円
化粧ブロック  1平方メートルあたり 約15,000円

化粧ブロックの価格は、選ぶブロックの種類によってだいぶ値段が変わります。ものすごく特殊で高価なブロックもあり、その場合は値段が跳ね上がってしまいます。

1.4. ブロック塀の解体費・基礎工事費を含めた相場

それでは実際にブロック塀を解体して、新しいブロック塀にリフォームした場合の基礎工事費を含めた合計額を算出して見ましょう。

例えば、5平方メートルのCBブロック塀を設置した場合は次のとおりです。

解体撤去費用 約45,000円~50,000円
コンクリート基礎費用 約20,000円~50,000円
ブロック塀価格 約50,000円

合計で11万5,000円~15万円という計算になりますね。


2. ブロックの種類と工事単価の違い

次に、ブロックの種類で工事費用がどのように変わるのかについて見てみましょう。

2.1. ブロックの種類

コンクリートブロックの種類には、普通のコンクリートブロック(CBブロック)と化粧コンクリートブロックの2種類があります。CBブロックはよく見かける灰色の無機質なブロックですが、化粧コンクリートブロックはその表面にさまざまな化粧を施しています。

自然の岩肌のように美しい肌合いのデザインを追求して凸凹をつけたり、カラーもベージュ・ピンク・ブルー・イエロー・ブラウン・セピアなどさまざまな色が揃っていたりします。またリブの模様がついているものもあり「リブロック」とも呼ばれていましたが、最近では「化粧ブロック」という名称が定着しています。

2.2. 化粧コンクリートブロックの種類

化粧コンクリートブロックにはさまざまな種類があるので、おしゃれな塀を作るのに適しています。そのうちのいくつかをご紹介します。

ソリッドストーンエッジ

そのシャープ感で見た目のおしゃれさが引き立ちます。スタイリッシュモダンで、シャープな凹凸とグレートーンが魅力になっています。カラーもナチュラル、スタイリッシュホワイト、ダークグレーを揃っていて、他のブロックと合わせて使えデザイン力が豊富です。

ソリッドストーンポイント

打ち放し風のコンクリートを思わせるデザインで、4隅にアクセントとなる丸いポイントをプリントしています。カラーはナチュラルとスタイリッシュホワイトがあり、こちらも他の化粧ブロックと合わせて使えデザイン力も豊富です。

ソルフィス-コブル

ランダムに高級石材を組み合わせたデザインで、ハイセンスな空間を演出できます。カラーはコブルクリームとコブルブラックがあり、天然石の高級感が漂う化粧ブロックです。

セラフィス-ボーダー

建築家とのコラボ商品となっている新しい発想のボーダー調のデザインです。カラーはチャコール、グレー、モカシンと揃っていて、上質な風合いが魅力的な高級化粧ブロックです。

シャドウストーン

天然の御影石にビジャン加工を施したブロックで、表面はピラミッド形の凸形状、裏面は凹形状になっています。カラーは白みかげ、グレーみかげ、あわさびと揃っていて、光の角度で表情が変わる夜のライティングがおしゃれな化粧ブロックです。

ドゥー・ロック

20cm角のブロックと合わせやすいデザインになっていて、汚れ防止加工が施してあるため汚れが目立たない化粧ブロックです。カラーはアイボリー、チャコールグレー、プレミアムホワイト、ダークグレー、ベージュと豊富に揃っており、ナチュラルモダン住宅にピッタリです。

ビボストーンリーガ

縦に走るラインと横のストライプラインがおしゃれな優しい色使いが特徴の化粧ブロックです。カラーもグレー、ローズ、メイプルと揃っていて和風洋風どちらでも合うデザインです。

ヴィンテージウッドウォール

リアルな古木の質感を再現した木目調化粧ブロックで個性的なエクステリアを作れます。カラーはロッソ、ナッツ、ホワイト、アンバーと豊富で、木目の温もりと石材の重厚感が合わさっています。

2.3. ブロックによる工事費用の違い

CBブロックと化粧コンクリートブロックの工事では、CBブロック工事のほうが工事費用は間違いなく安くなります。

一例をあげると、ブロック5段積みの場合、CBブロックだと1平方メートルあたり15,700円で済むものが、化粧コンクリートブロックだと1平方メートルあたり20,800円と5,000円から違ってきます。

これは化粧ブロックの種類によってさらに値段が高くなってきます。同じ化粧ブロックでも、例えばソリッドストーンエッジなら1個1,080円で済みますが、セラフィス-ボーダーだと1個8,800円もするのです。

単純な加工でもよいので値段を重視するか、多少金額は張りますがおしゃれな意匠を重視するかで工事費用に違いが出ることになりますね。


 

3. ブロック積みを依頼する業者を選ぶポイント

ブロック積みをするなら、しっかりとしたエクステリア業者を選ぶ必要があります。外構工事は現場、案件、依頼者の要望に合わせて内容が変化します。業者によって、サービス、価格、品質に違いが生じてしまうのです。それでは、業者選びのポイントについてひとつずつ見ていきましょう。

3.1. ハウスメーカーに依頼する

ハウスメーカーは家を売るだけを仕事としているわけではありません。いろいろな業者と提携してエクステリア工事も請け負っているのです。

ハウスメーカーにエクステリア工事を依頼すると業者を探す手間が省けます。しかしその反面業者を選ぶことができません。

また、建売住宅などをハウスメーカー経由で買った時などでは、そのまますぐにエクステリア工事もできるので便利です。しかし費用が高めなのが難点です。

工事費用は多少高めでも、ハウスメーカーと提携している信頼できる業者で手間をかけずに工事したい人にはおすすめです。

3.2. エクステリア専門店に依頼する

エクステリアの専門店には、メーカーの既製品を格安で取り付けることを得意としている専門店と、大型の外構工事(庭整備、エクステリアリフォーム)を得意としている専門店の2つのタイプがあります。

格安で取り付けることを得意としているエクステリア専門店は、とにかく値段が安いのが特徴ですが、工事した後の仕上がりにはほとんど差が出ません。

大型の外構工事を得意とするエクステリア専門店は、100万円以上の案件が多いようです。値段は高いのですが、質、サービス、提案力、アフターフォローなどどれをとっても最高のレベルとなります。

3.3. ホームセンターに依頼する

住まいの近くのホームセンター(エクステリアセンター)でエクステリア工事を依頼することもできます。近場で依頼ができて、地元密着をしているので安心感は抜群です。

工事に使用する材料や資材も安く、無理な提案をしてこないので庶民派向きといってよいでしょう。ただし攻めの提案をしてこないということは、できないと思えば断ってくる可能性があることになります。

3.4. 工事内容に精通しているプロの業者に依頼する

安全性面を重視した場合、素人の工事は怖いものがあります。ブロック塀は、建築基準法で強度や高さ、厚み、基礎の深さ、鉄筋の数などが細かく定められているので、工事内容に精通しているプロの業者に依頼するのが安心なのです。

ブロック塀の設計や工事管理は専門業者に依頼するのが望ましいのですが、施主として次の3点は注意しましょう。

  • 土の中の基礎の断面図や、ブロックの中の鉄筋の配筋図などをもらう
  • 施工が図面通りかどうかの確認のため基礎、配筋の現場写真をもらう
  • 基礎の地面からの根入れ深さが35cm以上あるかチェックをする

このようにプロの業者に頼むにしても必ず相見積もりを取りましょう。1社だけの見積もりだとそれが安いのか高いのかがわからないからです。

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4. ブロック積みの費用を安くする方法

どうすればブロック積みの費用をできるだけ安く抑えることができるのでしょうか。そのコツをいくつかご紹介します。

4.1. マージン料の発生を抑える

どの規模の業者に工事を依頼するかでマージン料が発生してきます。

大手ハウスメーカーに見積もりを依頼すると、外構専門店に見積もりを依頼し、外構専門店は施工業者に見積もりを依頼します。その都度中間マージンが発生しますので結果的に見積もりが高くなってしまいます。

大手の会社になればなるほどマージン料金が取られることになりますので、施工業者に直接依頼すれば費用を安く抑えられることになりますね。

4.2. 複数の業者から相見積もりを取る

施工業者に依頼するにしても、どの施工業者が安く工事をしてくれるのか、信頼のできる業者なのかの判別がつきません。やはり複数の業者から相見積もりを取って、見積もり費用や見積もり提出時の対応などを見て業者を選ぶのが賢明な方法といえます。

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4.3. 複数の解体は一度に併せて依頼する

自宅のブロック塀を単独で解体すると最低50,000円はかかります。この費用を安くするためには、ほかに解体するものがないか確認して併せて解体を依頼することです。

例えば、物置も解体しなければならないのだけれどブロック塀はまた後で解体するのではなく、併せて解体して解体費に含まれている運送費を浮かすことで解体費用が安く済むわけです。支払いはいっぺんに来ますが、総体の費用が安くなります。

4.4. 解体と施工を同じ業者に依頼する

苔が生えていたり、ひび割れていたりして、いかにも危ない感じのブロック塀はやはり解体して新しくすべきでしょう。その解体と施工を同じ業者に依頼すると割引をしてくれるケースがあります。

必ずしも割引してくれるわけではありませんので、そのようなサービスをしてくれる業者かどうか確認して依頼するとよいでしょう。


5. ブロック塀の解体は補助金を利用する

2018年6月の大阪北部地震は記憶に新しいところですが、これを受けて日本全国でブロック塀の調査が実施されました。自治体によっては、危険と思われるブロック塀には補助金が出ますので利用しましょう。

5.1. 各自治体におけるブロック塀の解体補助金制度

解体補助金があるかどうかは各自治体に直接問い合わせるのが確実です。補助金があることがわかったら、自分のブロック塀に適用されるかを確認して申請書を提出します。

補助金の通知が決まったら解体工事を行い、地域によっては事業着手届や完了届を提出します。その後、自治体の審査が通り補助金が振り込まれることになります。

補助金制度の申請手順や届出等の提出時期などの詳細については各自治体で確認してくださいね。

5.2. 京都市のブロック塀等の安全対策に係る支援制度例

京都市では、2018年7月13日より「ブロック塀等の安全対策に係る支援制度及び支援窓口」を設立しました。ブロック塀等が道に面しているなどの条件はありますが、ブロック塀等の除却工事費用に対し最大15万円の助成金を支給するものです。

建築士などの専門家が派遣されて点検をする必要がありますが、2019年3月1日までの受付期間となっていますので予算がなくなる前に申請しましょう。

このほかにも、滋賀県でブロック塀等改修促進事業補助金を用意するなど各自治体で補助金を用意しています。


6. ブロック積みのDIYはおすすめしない

ブロック積みの工事費用を安く抑えるためにDIYを検討している人もいるでしょうが、これはおすすめできません。しっかりと施工を行っていないと、ちょっとしたことでブロックが崩れたり、ブロック塀自体が倒壊したりする可能性があるからです。

6.1. ブロック塀の危険性を甘く見ない

国宝熊本城も崩れるほど大きかった熊本地震の際に、専門家が被災した熊本県益城町のブロック塀260カ所を調べたところ、約9割が耐震基準を満たしていなかったことが判明しました。

ブロックは軽いものでも1個10kgほどの重さがあり、万が一ブロック塀が崩れた際には身長160cmの人には8個のブロックが倒れ掛かります。80kgもの重量が人に倒れ掛かってくるのです。これでは大けがをする人が出たり、最悪死亡してしまう人が出たりするのも当然のことといえるでしょう。

ブロック塀を作った当時は基準を満たしていても、現在の基準では不適格な「既存不適格」の古いブロック塀が多数ありますので、大地震の際にはブロック塀自体が倒壊しかねません。既存不適格のブロック塀であれば、所有者は責任を免れることがないでしょう。

6.2. DIYでのブロック塀設置は難しい

そのように安全性を求められるブロック塀を、費用が安価だからという理由でDIYでの設置をするのはいかがなものでしょうか。

目隠しとしてブロック塀を立てる際には、ブロック塀の高さは2mを超えてきますので、塀を立てる場合に中に鉄筋とモルタルを入れて、ブロック同士を1つの構造物として施工する必要があります。

建築基準法どころか、このような施工も知らずにDIYでコンクリートブロック工事をすることがいかに危険かということをお考え下さい。ブロック積みには専門の施工業者がいますので、安心で信頼のおける業者が揃っている無料一括見積もりサービスの「ナコウド」を利用しましょう。


7. ブロック積みの工事単価はブロックの種類と施工業者によって変わる

ブロックにもさまざまな種類があり、ブロック積み工事をするエクステリア業者もさまざまですが、どのような材質のブロックで、どのような形態の業者に工事を依頼するかで費用は大きく変わってきます。

しかし普段からエクステリア工事を頻繁に行っている人ならともかく、一般の人ではどの業者がよい業者なのかの見分けはつけづらいでしょう。

7.1. ブロック積み工事を依頼する業者選びはナコウドがおすすめ

そんな時には、1,600社以上の信頼できる業者が揃っていて、わずか30秒で最大6社の見積もりがとれる無料一括見積もりサイトの「ナコウド」をご利用ください。

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