アルミバルコニーの設置にはいくらかかる?価格と注意点について

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アルミバルコニーの設置にはいくらかかる?価格と注意点について

家のリフォームの中でも人気が高い工事の一つに「バルコニーの設置」があります。

バルコニーとは、建物の外壁部分に張り出した手すり付きのスペースです。一般的に2階以上の部分に設置されます。バルコニーと一口に言っても、種類や特徴はさまざまです。

今回は、バルコニーの中でも代表的な「アルミバルコニー」の価格と、バルコニーをリフォームする際の注意点について解説します。

Point
  • アルミバルコニーに焦点を当てる
  • バルコニーの種類を知ったうえで、相場を知る
  • 取り付ける価格は様々
  • 予算や機能の条件を吟味して設置しよう




1. バルコニーの種類とアルミバルコニーの特徴について

バルコニーに使われる素材にはいくつかの種類があります。ここではバルコニーに使用される代表的な素材とその特徴を知った上で、アルミバルコニーのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

1.1. バルコニーの種類とその特徴

金属製

金属はメーカー製のバルコニーに多く用いられる素材です。金属製のバルコニーはスチールやステンレスのものもありますが、耐久性に優れていてメンテナンスのしやすいアルミが使用されることが一般的です。アルミバルコニーはリフォームなどで後付けしやすいといった特徴があります。また他の素材と比較して、安価に設置できます。一方、金属は熱しやすく冷めやすいといった特徴があるため、炎天下や極寒の際の利用には注意しましょう。

モルタル性

モルタルとは、セメントに水と砂を練り混ぜたものです。古くから住宅の外装材として使用されていました。以前はバルコニーの床材として使用されることも多かったモルタルですが、防水性の低さから近年はバルコニーの床材としてはあまり使用されていません。

樹脂製

塩化ビニールなどの樹脂を床材として使用する場合もあります。樹脂は金属と比べて熱が伝わりにくい素材です。そのため利用する際に、熱さや冷たさを感じにくいといった特徴があります。樹脂は壊れにくく、耐水性に優れているため、メンテナンスがしやすいこともメリットです。また軽量であるため、バルコニーの重量制限が気になる場合に適した素材とも言えます。一方紫外線によって劣化が進むため、耐久性は他の素材よりも低めです。

陶器製

陶器製の床材は劣化しにくく、熱伝導率も低いため、猛暑や寒い冬でも快適に利用できます。タイル材として利用されるため、デザイン性が高いことも特徴です。一方、工事ではモルタルを利用して張り付けていくため、リフォームなどで後付けすることはできません。さらに他の素材と比べで重いため、バルコニーの重量制限を超えそうな場合は注意が必要です。

木製

最近ではウッドデッキを敷いてバルコニーのデザイン性を高めるご家庭も増えてきました。ウッドデッキの素材は、赤道付近に分布する広葉樹で作られた「ハードウッド」と呼ばれるものや、クルミ科の落葉広葉樹である「ウォールナット」が代表的です。また、塩化ビニールなどの樹脂を原材料とした「人工木材」を使用し、ウッドデッキのような仕上がりにするケースもあります。

木製のバルコニーは耐久性が高いことが特徴です。ハードウッドやウォールナットなどの天然木では湿気により木材の腐食が進むため、鉢植えやプランターを置く場合は定期的に位置を移動する必要があります。人工木材は樹脂と同様、紫外線には弱いですが耐水性に優れています。

1.2. アルミバルコニーのメリット・デメリット

アルミバルコニーのメリットとデメリットは下記のとおりです。アルミバルコニーの設置を検討する際は、これらの特徴を理解したうえでリフォームに取り掛かりましょう。

メリット

アルミは他の素材と比較して軽いので、バルコニーの軽量化に適した素材です。またアルミは錆びにくいため、雨風に晒されても他の金属ほどメンテナンスに手間がかかりません。また陶器製や木製のバルコニーと比較して安価に取り付けることができます。さらに、アルミは加工がしやすいためデザインが豊富といったメリットもあります。

デメリット

アルミは塗料との密着度が低いため、塗装が剥がれやすいことがデメリットです。塗装が剥がれてきてしまった場合は、スプレータイプの塗料を塗布するか業者に依頼するなどして補修することをおすすめします。またアルミは錆びにくい素材ですが、付着した汚れを放置すれば錆びることもあります。定期的な掃除を行い、錆びを防止しましょう。


2. アルミバルコニーの価格・費用

アルミバルコニーの価格は取り付け工事の方法によって異なります。それぞれの価格や費用の相場をチェックしていきましょう。

2.1. アルミバルコニーの価格

アルミバルコニーは、下に柱を建てて固定する「柱建式」、1階部分の屋根に設置する「屋根置き式」、柱がないタイプの「持ち出し式」など形状がさまざまです。形状によって費用も異なり、メーカーによっても差はありますが、新築住宅などで新たに設置する際の価格の相場は10~20万円程度です。

2.2. リフォームする際の費用

アルミバルコニーはリフォームなどで後付けすることが可能です。アルミバルコニーのリフォーム費用は工事内容によって異なりますが、一般的な後付けの場合の相場は20~30万円程度です。ただし大型のバルコニーを設置したり、1階の屋根や駐車場の上に設置したりする場合などはさらに費用がかかります。

バルコニーの代表的な工事内容ごとの費用の相場は下記のとおりです。

工事内容 費用の相場
バルコニーの後付け
(幅180cm×奥行100cm、持ち出し式の場合)
約30万円
大型バルコニーの設置
(柱建式の場合)
約60万円
建物と一体感のあるバルコニーの設置 約100万円
1階屋根部分をバルコニーに変更
(屋根置き式)
約100万円
駐車場の上にバルコニーを拡張・設置 約150万円
複数の部屋を繋ぐ大型バルコニー 約175万円
1階部分の増築を伴う場合 約300万円

 

2.3. メンテナンスにかかる費用

経年劣化により防水用の塗料が剥がれたり、セルフメンテナンスで取り切れないほど錆びたりしている場合は、業者に再塗装を依頼する必要があります。塗装の種類にもよりますが、費用の相場は5~15万円程度です。メンテナンスの頻度は5~10年ごとを目安にしておきましょう。

日頃のセルフメンテナンスを行い経年劣化を遅らせることで、メンテナンス費用を抑えることは可能です。定期的な掃除を行うことで、バルコニーを長持ちさせましょう。


3. バルコニーをリフォームする際の注意点

バルコニーをリフォームする際には、いくつか気を付けなければいけないポイントがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

3.1. バルコニーは日当たりや風通しが重要

バルコニーは洗濯物を干したり、植物を育てたりする場合は、日当たりや風通しがよいことが重要です。日当たりや風通しを確保することで、日中を快適に過ごすことができます。広いバルコニーでは、テーブルや椅子などを置いて日光浴を楽しむということも可能です。

方角としては、日当たりのよい南もしくは南東に設置することをおすすめします。逆に、北向きや北西向きはバルコニーに不向きな角度です。日当たりが悪いことで湿気が貯まりやすくなり、バルコニーの経年劣化を早める可能性も出てきます。

3.2. 防犯性・プライバシーの考慮

日当たりと同時に考慮しなければいけないのが、防犯性とプライバシーの確保です。バルコニーは外部からの視線にさらされやすく、バルコニーから泥棒が侵入するといったケースも少なくありません。防犯性を高めるためには、センサーライトや防犯カメラの設置を検討しましょう。防犯カメラは実際に稼働していないダミーであったとしても、監視されているという意識から抑止効果が働きます。

またフェンスなどで目隠しをするといった方法もありますが、その際は格子タイプのものを設置するなどして日光や風通しを確保できるように工夫しましょう。フェンスなどで防犯対策を行うと、一方で開放感が損なわれるといったデメリットも出てきます。防犯と開放感のどちらを重視するのかよく検討して、設置するようにしましょう。

3.3. 排水性にも注意する

バルコニーの水はけは重要なポイントです。本来バルコニーには排水溝が設けられていたり、水が流れやすいよう僅かな傾斜ができるように設計されているものです。しかし施工が不十分な場合は排水がうまくいかず、バルコニーに水たまりができてしまうこともあります。

水はけの悪いバルコニーでは雨で貯まった水が乾かず、カビや苔の原因になります。水掃除をするにも乾かすのに手間がかかります。このようなことが起こらないために、ベランダのリフォームは実績のある業者に依頼するようにしましょう。

3.4. あったら便利な水道

屋外に設置されているバルコニーは常に雨風に晒されるため、汚れやすいことが特徴です。バルコニーの掃除を行う際にあると便利なのが水道です。バスルームや洗面台などからバケツを運ぶ必要がないため、掃除をする際の手間が省けます。

3.5. 業者は複数社から選ぶ

バルコニーをリフォームする際は、複数の業者から選ぶことが大切です。複数社から見積もりを取ることで、不当な金額を請求する悪徳業者を見極めることができます。また最もお得な業者が提示する費用をベースに、他の業者と費用の交渉をすることも可能です。複数の業者に見積もりを依頼する場合は、リフォーム業者サイト「ナコウド」がおすすめです。一括で複数社に見積もり依頼が出せるので、効率的に業者選びを進めることができます。

また、見積書の書面だけではなく、口コミなどで評判を確認したり、直接会ったりして信頼できる業者かどうか見極めることも大切です。どんなに費用が安くても、工事の内容がずさんだったり真摯な対応をしてもらえないようだと、後のちのトラブルの原因にもなります。費用の適正さと業者の信頼度を総合的に判断して、安心してリフォームを任せられる業者を選びましょう。


4. バルコニーのさまざまな形状

バルコニーと言えば直線の形状のものが一般的ですが、それ以外にも様々な形状のものがあります。それぞれの形状の特徴について見ていきましょう。

4.1. 回りバルコニー

回りバルコニーは、直線的な形状のバルコニーと異なり、L字などの形状で家の周囲を囲むタイプのバルコニーです。部屋とバルコニーが接する面積が広いため、開放感を演出することができます。また、さまざまな方角からの眺望を楽しむことができるといったメリットもあります。

4.2. ルーフバルコニー

ルーフバルコニーとは、下の階の屋根の上に設置されたバルコニーです。「ルーフテラス」と呼ばれることもあり、人気の高いバルコニーの形状です。通常のバルコニーより広さを確保しやすいことが特徴です。広さを求めて屋根全体をバルコニーにすることもあります。通常のバルコニーよりも広いため物干しだけではなく、バーベキューやアフタヌーンティー、またガーデニングや家庭菜園などさまざまな用途で利用することができます。

4.3. スカイバルコニー

屋上に設置されたバルコニーです。屋上に設置されたルーフバルコニーとも言えます。ルーフバルコニーと同様に広いスペースを確保できるため、バーベキューやガーデニングなどのアクティビティを楽しむことができます。気を付けなければいけないのが、下の階との温度差です。バルコニーの床に直射日光が当たることで下の階の温度が上がってしまうので、彩木ウッドデッキを敷くなどして断熱対策を行いましょう。また雨漏りの注意も必要なので、防水対策も十分に施す必要があります。

4.4. インナーバルコニー

室内の一部がバルコニーになっているタイプものです。他のバルコニーと異なり、屋根や窓があるため、雨風の影響を受けないことが特徴です。洗濯ものを干す際にも重宝しますし、テーブルや椅子を出しっぱなしにしておいても安心です。バルコニーにつながる部屋の扉を全開できるタイプのものにすることで、バルコニーと部屋の一体感が生まれます。

一方、インナーバルコニーには屋根があるため日当たりが悪くなってしまうケースもあります。日光や風通しを確保できるよう設計を工夫しましょう。


5. バルコニーをかしこくリフォームしよう

バルコニーにはさまざまな種類がありますが、メンテナンスがしやすく比較的安価に設置できるアルミはバルコニーの中でも人気の素材です。またアルミバルコニーは加工しやすくデザインも豊富なため、リフォームで後付けするのに適しているタイプのバルコニーです。アルミバルコニーの特徴と費用の相場、さらにリフォームを行う際の注意点を知ることで失敗のないリフォームを行い、快適な居住空間を手に入れましょう。

5.1. バルコニーの価格比較はナコウドでおまかせ

バルコニーのリフォーム業者選びは、リフォーム価格比較サイトの「ナコウド」が便利です。複数業者に一括で見積もりを依頼することが出来ます。複数業者を比較検討して、信頼できる一社を見つけましょう。



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