カーポートの費用はどのくらい?費用の相場や種類など徹底解説!

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カーポートの費用はどのくらい?費用の相場や種類など徹底解説!


画像:ピクスタ

駐車スペースにおける工事は、外構工事の中でも「大きな工事」の1つです。

駐車スペースは、舗装をしたり、ゲートを設置するなど、大掛かりで費用の掛かる設備工事の発生が多いためです。

さて、駐車スペースに欲しいアイテムの1つとして、カーポートを挙げる人も多いかと思います。

でも、「カーポートって何?」と改めて聞かれると、詳しく回答出来る人は案外少ないのではないでしょうか?

また、カーポート工事に発生する費用はどのくらい掛かるのかわからない人も多いと思います。

これからカーポートを設置したいけど、どうすれば良いのかわからない。という方はぜひご覧ください。

Point
  • カーポートはどんな物か
  • カーポートの工事費用と内訳について
  • カーポートのバリエーション
  • 設置にあたって知っておきたいこと





1. カーポートとは何か?

まずは「カーポート」についてご説明します。

1.1 カーポートとは

カーポートは各エクステリアメーカーのカタログに商品の仕様が記載されていますが、ベースとなる規格はJIS(日本産業規格)にあります。

カーポートはJIS上では「金属製簡易車庫」という名称となっていて、「簡易的な車庫」のことを指します。

カーポートの基本的な構成は、屋根と屋根を支える支柱のみとなります。

また、車の側面を覆う部材などはオプションとなります。

さらに、JIS上でのカーポートの種類としては、構造の区分と強度による区分があります。

構造による区分は、「屋根部分を片面の柱だけで支持する物」と「両側の柱だけで支持する物」に分けられます。

そして、強度による区分としては積雪荷重による区分があり、積雪20センチ対応の物から2メートル対応の物まで幅広く区分されています。

1.2 カーポートを設置するメリット

カーポートのメリットは、やはり「車を守る」ことにあります。

雨や粉塵などから車を守り、汚れから保護することができ、夏場の日射による防熱効果は非常に大きいです。

また、積雪の多い地域では、カーポートの有無によって車の出し入れの利便性が大きく変わります。

例えば、雪が夜間に降った場合、まず車の上の雪を落とさなくではなりません。しかし、カーポートがあれば雪に車が埋もれることはないので、雪かきの労力が軽減されるのです。

1.3 「駐車場」「カーポート」「ガレージ」の違い

住宅の駐車場に設置するアイテムに「カーポート」と「ガレージ」があります。

これはどちらも自動車を駐車する設備であるので、同じものと見えがちです。また、機能としても「車を守る」点が同じなので、なおさら同じに見えるかも知れません。

しかし、細かくいえば「カーポート」と「ガレージ」は違うものです。更には「駐車場」も言葉の意味としては異なります。

では、「駐車場」「カーポート」「ガレージ」はどの様に違うのでしょうか?

■駐車場

まず「駐車場」は「駐車をするスペース」をそのままを指します。そのため、ガレージやカーポートがあっても無くても「駐車場」と呼びます。

■カーポート


画像:ピクスタ

次に「カーポート」ですが、これは駐車場部分に設置する屋根の部分です。ですから屋根部分を指してのみカーポートと呼びます。

■ガレージ


画像:ピクスタ

そしてガレージですが、カーポートと違って屋根だけでは無く、壁などでも車を保護します。ちょうど「格納庫」のイメージです。

2. カーポートの工事費用と内訳について

次にカーポートの工事費用と、その内訳についてご紹介します。

まず、カーポートの工事費用の内訳ですが、基本的にはカーポート本体の製品代と工事費用(ケースにもよりますが現場加工もあります。)の2つに分けられます。

また、リフォーム現場などの場合、古い設備の撤去もあるので、その分の撤去費用が発生します。

2.1 製品代

まずは製品代です。含まれる物はアルミ形材などの構造材、ポリカーボネイト板の様な屋根材、そして部品です。相場としては、オーソドックスな片流れ式で大体13~15万円となります。

2.2 工事費用

工事費用はカーポートを駐車場に設置する費用です。主な内容は人件費になりますが、基礎部分に流し込むコンクリート代なども含まれます。工事費用の相場は約3~5万円です。

2.3 現場加工費など

カーポートは敷地にそのままのサイズで納まるとは限りません。その場合は屋根を切り詰めたりして納めるので、その際には現場での加工費が発生します。

現場加工費は加工の内容にもよるので一概には言えませんが、1万円程度で見ておけば良いでしょう。

ただし、別途に特殊な部品を作って納める場合などは、部品の設計からしなければなりませんので、完全にケースバイケースとなります。

2.4 撤去費用

設置する場所に何かが置いてあった場合、その撤去にも費用が発生します。撤去する物の大きさなどにもよりますが、大体3万円くらい必要です。

3. カーポートのバリエーション

カーポートの設置を考える上ではカーポートのバリエーションの知識も必要です。

というのも、カーポートは敷地に合わせた組み合わせで使用するからです。

カーポートの主なバリエーションをご紹介します。

3.1 標準タイプ

最も基本的なもので、車を1台駐車するタイプです。柱と屋根のみの構成となっています。

屋根のサイズは、横が2.4~3メートル、縦が5~5.7メートルです。

また、高さは標準で1.8~2メートル、車高のある車を駐車する仕様では、高さが3メートルクラスの物まで揃ってます。

3.2 縦連棟タイプ


画像:ピクスタ

縦連棟タイプはカーポートを縦方向に2台繋げる大きさです。

イメージとしてはカーポートが縦に並ぶ様になります。大きさとしては1.5台用と2台用があり、1.5台用が6~8メートル、2台用が10~11メートルとなります。

3.3 合掌タイプ

合掌タイプはカーポート2台並べるものです。車を2台横に駐車することが出来ます。合掌タイプは柱の配置によりM合掌タイプとY合掌タイプに分けられます。

M合掌タイプ

Y合掌タイプ


画像:ピクスタ

3.4 縦横連棟タイプ


画像:コウケンストア

※ジャストの写真が見当たりませんでした。

縦横連棟タイプは縦と横に2台ずつ配置する構成です。車を4台駐車することが出来ます。

4. 設置にあたって知っておきたいこと

ここで、カーポートを設置するための予備知識をいくつかご紹介します。

これらの項目は設置費用にも大きく関係するので、しっかりと押さえておきましょう。

4.1 積雪による地域区分


画像:ピクスタ

カーポートは積雪量の状況によって、設置可能なものと出来ないものがあります。

よって、設置する場所の積雪状況について知っておくことが非常に重要です。

強度性能を無視して設置してしまうと、雪が降った時の重みで破壊されてしまうこともあります。

尚、日本各地の積雪量の目安は次の図の通りです。


画像:エクスショップ

4.2 敷地の広さと形状について

設置する敷地の広さと形状について確認することも非常に重要です。

計画の段階で、柱が規定の位置に建てられるか、現場の切り詰め作業が必要かについて事前に確認しておきましょう。

尚、部材は現場加工が可能なので、敷地に合わせて柔軟に対応することは出来るのですが、あまりにも加工し過ぎると、強度が落ちてしまう場合もあるので注意が必要です。

4.3 特注でも難しいものもある

カーポートは様々なデザインの特注が可能です。

ただし、何でも可能という訳ではありません。製作が難しい場合もあります。

例えば、敷地が台形の形をしている場合、形状の度合いにも寄りますが、カーポート自体の製作が難しくなる場合が多いです。

屋根の形を変更することは、単なる切り詰めの様には行かず、部材の固定なども特殊にしなければならないからです。

また、カーポートは切り詰めて小さくすることはあまり難しくありませんが、大きくすることは難しいです。屋根を大きくすると強度が落ちてしまうからです。

4.4 ゲートの知識もあると更に良い


画像:ピクスタ

カーポートは基本的にはゲートとは別物として扱われますが、駐車スペースをトータルに考える場合は、ゲートのことも考慮する必要もあります。

例えば、はね上げ式のゲートの場合、カーポートの屋根があまりに近くなりすぎると、扉を上げた時にカーポートの屋根とぶつかってしまうこともあります。

カーポートの納まりは駐車場の他の設置物との取り合いを考えて決めましょう。

4.5 オプション部材についても知っておこう

カーポートの設置には側面パネルや補助柱などのオプション部材が使用することがあります。

これらは小さな部材ですが、部材費用や取付費用などももちろん発生するので、予算を考える上では重要です。

設置するオプション部材についても考慮しておきましょう。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はカーポートの種類や、設置における工事費用の相場などをご紹介しました。

カーポートを設置するためには、事前にいろいろな確認などが必要であることがわかっていただけけたかと思います。

これらの知識は駐車スペースを充実させるためにはとても重要なことです。

また、カーポートの設置費用は高額でもあるので、やはり専門業者に依頼するのが一番でしょう。まずは相談ベースから専門業者に依頼することをオススメします。

さらに、複数の業者のヒアリングやプラン提案などを積極的に受けてみるのも、失敗しない工事には欠かせないプロセスだと言えるでしょう。

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