オープン外構って何?〜メリット・デメリット、実例、お勧めする人〜

投稿日:

更新日:

オープン外構って何?〜メリット・デメリット、実例、お勧めする人〜

画像:ピクスタ

「オープン外構」という言葉を、家を新築するにあたって耳にしたことがある人は多いでしょう。

しかし、オープン外構とはどのようなものかと聞かれても、完璧に答えられるという人は少ないはずです。

そこで、今回はオープン外構とは具体的にどのようなものなのか、オープン外構にはどのようなメリット・デメリットがあるのか、オープン外構の実例としてはどのようなものがあるのか、オープン外構はどのような人におすすめなのかを徹底的に解説します。

Point
  • オープン外構とは、門などを設けない開放的なつくりのエクステリア
  • オープン外構のメリットは解放感・安さ・自由さ・日差しをたくさん取り入れられる・駐車のしやすさにあり
  • オープン外構はガーデニングが好きな人・予算を抑えたい人・車を所有している人におすすめ



1. オープン外構って何?


画像:ピクスタ

オープン外構とは 「門や塀などを設けない、開放的なつくりのエクステリア」です。
オープン外構にすると、外から家の敷地内の様子がよく見え、道行く人たちに開放的で明るい印象を与えることができます。

また、家の中からも外の様子がよく見えるため、1階にいても遠くの景色を望みつつ、のびのびと暮らすことができると評判です。

1.1 オープン外構の具体例

門や塀を設けないオープン外構とは、具体的にどのようなもので、どのような雰囲気の外構なのでしょうか。
インスタグラムにアップされている素敵なオープン外構の事例を紹介します。


※インスタグラムより引用

こちらの素敵なお宅のようなエクステリアが、オーソドックスなオープン外構です。
オープン外構を採用することによって、海外のドラマに出てくるお宅のような開放的で明るい雰囲気になっていることがおわかりいただけるでしょう。

また、玄関から道路までの土地がそれほど広くないというお宅でも、次に示す事例のようにオープン外構を採用すれば、おしゃれで開放的な印象になります。


※インスタグラムより引用

日本は土地が狭く、家も小さいと揶揄されることが多いですが、オープン外構をエクステリアに採用すれば、たとえ土地が小さくても広々とした印象になり、家が小さくても大きく見えます。
日本の住宅が抱えがちなデメリットを打ち消してくれるのが、オープン外構なのです。


1.2 オープン外構の「オープン」って何?

オープン外構という言葉には、何故「オープン」という言葉が冠されているのかが気になっている人もいるでしょう。
オープン外構にオープンという言葉が使われているのは、「防犯面」がオープンなエクステリアだからです。

外構には、主に「美観」「居住空間の拡張」「防犯」の3つの役割があります。
これらの3つの役割のうち、外構を選ぶ際に重要視するべきなのは「防犯」です。
そのため、外構の名前に関されている言葉も、防犯性の高さに関連するものとなっています。
オープン外構は美観における開放性はもちろん、居住空間の拡張という面においてもオープンといえますが、何よりも防犯面においてもオープンであるといえます。
言ってしまえば「ノーガード」なのですが、「ノーガード外構」というと少し人聞きが悪いですよね。
そのため、「オープン」という言葉を使ってオープン外構と呼んでいるのです。


1.3 オープン外構の他にはどんな外構がある?

では、オープン外構以外にはどのような外構があるのでしょうか。

オープン外構以外の主な外構の種類としては、以下の2つが挙げられます。

  • セミオープン外構
  • クローズド外構

以下より、それぞれの外構の特徴について紹介しましょう。


セミオープン外構

セミオープン外構とは「一部に塀などを設けることで防犯性を高めつつ、程よい開放感を保つことができるエクステリア」です。
セミオープン外構はセミクローズド外構とも呼ばれ、オープン外構のよさと、後ほど解説するクローズド外構のよさを兼ね備えているエクステリアとして人気を集めています。

では、百聞は一見にしかずということで、セミオープン外構の具体例を見てみましょう。


※インスタグラムより引用

こちらの素敵なお宅は門を設けておらず、開放的な印象ですが、家の周囲には塀をめぐらせており、高い防犯性を兼ね備えています。
これこそが、オーソドックスなセミオープン外構です。
その上、こちらのお宅では、外壁の上半分に隙間があるタイプのフェンスを採用しているために、防犯性のみならず開放性にも優れています。
セミオープン外構を採用する際には、こちらのお宅のように、防犯性と開放性のバランスをしっかり吟味したいですね。


クローズド外構

クローズド外構とは「背の高い門や塀などで家の敷地がぐるりと囲まれていて、最もセキュリティ性が高いエクステリア」です。
オープン外構とは正反対のタイプの外構で、セキュリティのみならず、プライバシーを守るのにも適しています。

また、高い門や塀を構えることで、家全体に重厚感、高級感が生まれると評判です。


では、クローズド外構についても具体例をチェックしてみましょう。

※インスタグラムより引用

こちらの素敵なお宅は高くて立派な塀が設けられていることはもちろん、開閉式の門が設けられていて、防犯性バッチリです。

また、塀に独特なデザインの採光窓を採用することで、とてもおしゃれで遊び心のあるエクステリアになっていますね。


1.4 業者と相談する際に大まかな方針を決めておこう

業者に外構の施工を依頼する際には、オープン外構・セミオープン外構・クローズド外構のうち、どのタイプのエクステリアを希望するかをまず第一に伝えましょう

そうすることで、自分が持つイメージや費用感と業者が持つイメージや費用感との間に生じるズレを最小限に抑えることができます。

ちなみに、オープン外構・セミオープン外構・クローズド外構のうち、防犯性はオープン外構が最も低く、クローズド外構が最も高いですが、施工費用についても、オープン外構が最も低く、クローズド外構が最も高くなる傾向にあります。

防犯性 外構の種類 費用
高い クローズド外構 高い傾向
セミオープン外構
低い オープン外構   低い傾向

つまり、防犯性をどれほど重視するかによって、エクステリアにかかる費用が前後するのです。
これらの特徴をおさえた上で希望のエクステリアを選び、業者に希望のタイプのエクステリアをしっかり伝えましょう。

そうすれば、防犯性やデザインはもちろん、費用についても納得のいくエクステリアを施工してもらえるはずですよ。



2. オープン外構のメリット・デメリットは?


画像:ピクスタ

オープン外構・セミオープン外構・クローズド外構の中でも、やはりオープン外構が1番気になるという人は多いでしょう。

そこで、以下よりオープン外構のメリット・デメリット、さらには、オープン外構のデメリットを打ち消すための方策まで、余すところなく解説します。
オープン外構を検討しているという人は、ぜひ参考にしてください。


2.1 オープン外構のメリット

オープン外構のメリットとしては、次の5点が挙げられます。

  • 開放感がある
  • 施工費用が安く済むことが多い
  • 自由に使えるスペースが多い
  • 日差しをたくさん取り入れられる
  • 駐車しやすい

それぞれのメリットについて、以下より解説を加えていきましょう。


開放感がある

オープン外構 外から敷地内を眺めたときには広々とした印象を受け、ドアを開けて家の外に出るときも、視界を遮る門や塀が無いだけで、開放的で晴れ晴れとした気分になれると評判です。

施工費用が安く済むことが多い

オープン外構を採用した場合、塀や門をつくらずに済む分、施工費用が安く済むことが多いのもメリットとして挙げられます。

ただし、塀や門をつくらなくても、門柱やアプローチ、カーポートやガレージなどにこだわると、外構費用はかさんでいくため、オープン外構にすれば必ず施工費用を安く済ませられるわけではありません。
オープン外構でもエクステリアにとことんこだわりたいという人は、まとまった費用が必要になるということを念頭に置いておきましょう。


自由に使えるスペースが多い

オープン外構は塀や門を設けない分、自由に使えるスペースを広く、多くとることができます。

そのため、自由に使えるスペースを活用してガーデニングを楽しんだりエクステリアにより一層工夫を凝らしたりできると評判です。


日差しをたくさん取り入れられる

オープン外構を採用すると、高い塀や門によって日差しが遮られることがありません。
そのため、晴れの日は特にあたたかい日差しをたくさん取り入れられ、気持ちよく過ごすことができます。
また、敷地全体の日当たりをよくすることで害虫やカビの発生を防ぐことができ、庭の植物はもちろんのこと、家族の健康を守ることもできますよ。


駐車しやすい

オープン外構であれば、駐車の際に塀や門に車をぶつけることを心配する必要がありません。

また、もし家の前の道路が狭くても、さまざまな方向から車を敷地に入れられるため、何度も切り返しをすることなくスムーズに駐車できます。


2.2 オープン外構のデメリット

オープン外構のデメリットとしては、次の3点が挙げられます。


  • セキュリティ性が低い
  • プライバシーを守りにくい
  • ペットや子どもの飛び出しが不安

それぞれのデメリットについて、以下より解説を加えていきましょう。


セキュリティ性が低い

オープン外構は塀や門を設けないエクステリアであるため、入ろうと思えば誰でも気軽に入ることができてしまいます。
そのため、セキュリティ性は低いと言わざるを得ません。

また、角地に家を構える場合、ショートカットしようと考えた人が敷地内に侵入してくる可能性が高いです。
知らない人に一歩でも敷地内に入ってほしくないという人や角地に家を構える人は、このデメリットについてよく検討してくださいね。

プライバシーを守りにくい

開放的であるオープン外構を採用すると、家の外の様子はもちろん、家の中の様子までまる見えになってしまいます。
オープン外構にする場合、プライバシーを守るためにさまざまな工夫をする必要があるので注意しましょう。


ペットや子どもの飛び出しが不安

オープン外構の場合、遮るものが何もないため、ペットや子どもが急に道路へ飛び出してしまう可能性があります。
ペットや子どもの飛び出しが不安という人は、オープン外構以外のエクステリアを選択するか、飛び出しを防止するための工夫を施してくださいね。


2.3 オープン外構のデメリットを打ち消す方策

オープン外構のデメリットを打ち消す方策としては、次の3つの方法が考えられます。

  • ドアの前に門柱を設ける
  • 窓の前に植木やフェンスを設ける
  • 侵入されやすそうな箇所に花壇やフェンスを設ける

それぞれの方策について、以下より解説を加えていきましょう。

ドアの前に門柱やフェンスを設ける

防犯性を高め、プライバシーを守るためには、ドアの前に門柱やフェンスを設けるのが有効です。
門柱やフェンスで玄関まわりを隠せば、泥棒が侵入しにくくなる上、ドアを開けたときに家の中を見られずに済みます。
また、ペットや子どもが道路まで一直線に飛び出していくことを防ぐ効果も期待できますよ。


窓の前に植木やフェンスを設ける

窓の前に植木やフェンスを設けることも、防犯性の向上やプライバシーの保護に効果的です。
植木やフェンスを窓の前に設ければ、日中、窓にカーテンを下ろしたままにしなくても、家の中を覗かれることはありません。


侵入されやすそうな箇所に花壇やフェンスを設ける

角地に家を構えるという人におすすめなのが、侵入されやすそうな箇所に花壇やフェンスを設けるという方策です。
敷地の角を覆うように花壇やフェンスを設ければ、ショートカットしようとする人の侵入を防ぐことができます。


3. オープン外構にはどんな実例がある?

オープン外構のメリット・デメリットをおさえたところで、オープン外構のメリットを活かしているエクステリアやオープン外構のデメリットをうまく打ち消しているエクステリアの事例をインスタグラムからピックアップしてご紹介します。
オープン外構に挑戦しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。


3.1 門柱で玄関目隠し&飛び出し防止



3.2 門壁で玄関目隠し&飛び出し防止



3.3 フェンスで玄関目隠し&飛び出し防止



3.4 足跡マークで飛び出し防止



3.5 門壁&ルーバーで窓目隠し



3.6 ポール&植木で窓目隠し



3.7 門壁と植木で侵入防止



3.8 屋根が透明なカーポートで採光



3.9 音がする砂利を敷き詰めてセキュリティ性を向上



3.10 駐車スペースに枕木を採用しておしゃれに



4. オープン外構をおすすめできる人・できない人


画像:ピクスタ

最後に、オープン外構にすべきか否か迷っている人のために、オープン外構をおすすめできる人とおすすめできない人の特徴を紹介します。
自分はどちらのタイプであるかを見極めて、後悔のないエクステリアを選択してくださいね。

4.1 オープン外構をおすすめできる人

オープン外構をおすすめできる人の特徴としては、次の3つが挙げられます。


  • ガーデニングが好きな人
  • 施工費用を抑えたい人
  • 車を所有している人

それぞれの特徴について、以下より解説しましょう。


ガーデニングが好きな人

やはり、開放的なオープン外構はガーデニング好きで近隣の人々の目を楽しませたいという人におすすめです。
また、ガーデニングはしなくても、エクステリアへのこだわりをアピールしたいという人もオープン外構を選ぶとよいでしょう。


施工費用を抑えたい人

オープン外構の場合、施工費用も抑えようと思えばいくらでも低く抑えることができます。
そのため、外構にかける施工費用を最小限に抑えたいという人はオープン外構を採用しましょう。


車を所有している人

先述のとおり、オープン外構は車の駐車がしやすいエクステリアです。
そのため、車を所有している人には、オープン外構を選ぶことをおすすめします。


4.2 オープン外構をおすすめできない人

オープン外構をおすすめできない人の特徴としては、次の3つが挙げられます。

  • 掃除が苦手な人
  • セキュリティに敏感な人
  • ペットや子どもの飛び出しが心配な人

それぞれの特徴について、以下より解説しましょう。

掃除が苦手な人

オープン外構の場合、こまめに掃除をしないと汚れが目立ってしまいます。
そのため、掃除が苦手だという人には、オープン外構はおすすめできません。

セキュリティに敏感な人

知らない人が勝手に入ってくるのがどうしても気になってしまうという人には、オープン外構はおすすめできません。
クローズド外構など、人が断りなく入ってくることのないタイプのエクステリアを選びましょう。

ペットや子どもの飛び出しが心配な人

オープン外構の場合、いくら工夫を凝らしてもペットや子どもが道路に飛び出すことを完全に防ぐことはできません。
そのため、ペットや子どもの飛び出しを絶対に防ぎたいという人はオープン外構以外のエクステリアを選んでください。

5. エクステリアで後悔しないために


画像:ピクスタ

エクステリアで後悔しないためには、まず、防犯と予算の観点からオープン外構・セミオープン外構・クローズド外構のそれぞれの特徴や実例を把握し、その上で、自身の希望をしっかりと業者に伝えることが大切です。

しかし、実際のところ、敷地の広さや建物の形状、周辺の状況などによって最適なエクステリアは異なるため、イメージ通りに設計・施工をしてもらうことはとても難しいものです。

また、同じオープン外構を依頼する場合でも、業者によってデザインや施工費用は大きく異なる場合があります。
そのため、インターネット上で情報収集をするだけでなく、早い段階から複数の業者に現地調査やヒアリング、プラン提案などを依頼してみましょう。

当サイトでは、専門オペレーターによる電話・メール相談や地域の優良業者紹介を完全無料で行なっております。
「エクステリアについて考え始めたけど、わからないことが多くて不安」「実際に頼むにしても、どこに頼んだら良いかわからない」「ハウスメーカーの言ってくれていることが本当なのかちょっと心配」という人は、この機会にぜひ、お気軽にご相談ください。

6. まとめ

オープン外構とは、門などを設けない開放的なつくりのエクステリアです。
オープン外構のメリットとしては、解放感・安さ・自由さ・採光性のよさ・駐車のしやすさが挙げられ、デメリットとしては、セキュリティ性の低さ・プライバシーの守りにくさ・ペットや子どもの飛び出しの危険性が挙げられます。
これらのメリット・デメリットに鑑みると、オープン外構はガーデニングが好きな人・予算を抑えたい人・車を所有している人におすすめできますが、掃除が苦手な人・セキュリティに敏感な人・ペットや子どもの飛び出しが心配な人にはおすすめできません。
エクステリアについて考える機会は少ない上、特殊な用語が多く、多くの人にとってはとっつきづらいものでしょう。

しかし、当サイトに掲載されている記事を読めば、エクステリアに関する疑問をたちどころに解決することができます。
本記事をご覧になった方は、下記の記事も併せてお読みください。

きっと、奥深いエクステリアについて、一から十までご理解いただけますよ。


▼インターネット
【ホームズ】オープン外構に向く人、向かない人って?住宅購入前に知っておきたい外構の基礎知識 住まいのお役立ち情報
【初心者必見!】のびのび暮らせる!オープン外構のメリットと留意点 無料一括見積り比較!優良工事店を無料紹介!|エクステリアコネクト
オープン外構の長所・短所を徹底解説!クローズド外構との違いもご紹介! 暮らし~の[クラシーノ]
オープン外構とクローズド外構のメリット・デメリット [エクステリア] All About
オープン外構のメリット・デメリットは?
オープン外構とセミクローズ外構の違いは?失敗しない外構プランのポイントを紹介 住まいのお役立ち記事
オープン外構とクローズ外構のメリットとデメリット_新着情報|匠の外構工事・ガーデニング・エクステリア 神戸・西宮・宝塚・三田のフィーリングガーデン 坂林盛樹園
開放的なオープン外構の特徴と気になるメリット・デメリットについて 不動産の書〜家に関することから土地や空き家の活用法を紹介!
【初心者必見!】いいとこ取り!セミオープン・セミクローズ外構とは 無料一括見積り比較!優良工事店を無料紹介!|エクステリアコネクト
【初心者必見!】視線を気にせず暮らせる!クローズ外構のメリットと留意点 無料一括見積り比較!優良工事店を無料紹介!|エクステリアコネクト
ガーデニングの大敵、虫と病気。植物のサインに気づいて早めの対処を!|園JOY! WEBマガジン|アースガーデン ~園芸用品~|アース製薬株式会社





関連記事