ウッドデッキのリフォームは塗装?交換?木材や費用相場も教えます!

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ウッドデッキのリフォームは塗装?交換?木材や費用相場も教えます!
Point
  • ウッドデッキとは、建物の前に地面より一段高く設置される木製のテラスのこと。
  • 木材によって、耐久性や費用・価格に大きな違いが出るため、どのような木材を選ぶかが、ウッドデッキの新設やリフォームにとって非常に重要な要素。
  • ウッドデッキのリフォームは、劣化状況に合わせて、塗装であれば3〜5年に一度、交換であれば10年に一度は行うべき。
  • 塗装のリフォーム依頼費用は2〜10万円、交換のリフォーム依頼費用は15万円〜45万円が相場。
  • ウッドデッキのリフォームについて不明点、お困りの点があれば、「エクステリアのナコウド」まで無料でご相談ください。



1. ウッドデッキとは?

ウッドデッキとは、建物の前に地面より一段高く設置される木製のテラスのことです。

ウッドデッキは、住宅のリビングルームと庭をつなぐ拡張空間として使われる他、公園やショッピングセンターの広場、ボードウォークと呼ばれる歩道用に木材を敷き詰めたものなど、私たちの日常に溶け込んでいるエクステリアと言えます。

ウッドデッキに用いられる木材は、住宅用には加工しやすくDIYにむいているウェスタンレッドシダーの他、同じソフトウッドのサイプレスやSPF、熱帯雨林産の高耐久性ハードウッドであるイタウバ、イタウバフィエラ、ウリン、イペ、セランガンバツなどです。
(いきなり専門用語をたくさん紹介しましたが、現時点でこうした名前を覚える必要はないので、ご安心ください。)

また、こうした天然木に代わり、近年では、樹脂などを注入することで耐久性等を高めた特殊加工木材(エンジニアリングウッド等)など、いわゆる人工木材が使われる機会も増えてきています。

▼木材簡易比較表
木材名
ソフトウッド材
ハードウッド材
人工木材
イメージ
原料
針葉樹

(※硬くても針葉樹であればソフトウッド)
広葉樹
木粉+プラスチック樹脂
メリット
  • 柔らかくて加工がしやすい
  • ハードウッドよりも安い
  • 木肌の肌触りがソフト
  • 高耐久、メンテナンスフリー
  • 天然木ならではの暖かみ
  • 施工後の木材収縮が比較的少ない(ものが多い)
  • 高耐久、メンテナンスフリー
  • 環境負荷が少ない
  • 品質が均一
デメリット
  • 腐りやすい(ものがある)
  • ソフトウッドよりも高価
  • 天然目の風合いに劣る
代表木材
レッドウッド、ウエスタンレッドシダー、SPF材、サイプレス
ウリン、イペ、セランガンバツ、クマル、イタウバ、マニルカラ
-
写真の出典
ウッドデッキの種類と作り方|DIYの製作「ソフトウッド材 – 柔らかくて加工がしやすい針葉樹の木材。低価格が特徴。」

木材によって、耐久性や費用・価格に大きな違いが出るため、どのような木材を選ぶかが、ウッドデッキの新設やリフォームにとって非常に重要な要素です。

ただ、初心者の方にとっては、ぱっと見ではその違いがわかりにくい部分もあるでしょう。

そのため、DIYでの新設やリフォームをお考えの場合、よほど慣れた方でない限り、ひとまず専門家に相談してみることをお勧めします。

2. ウッドデッキのリフォームは、いつ、どんな方法で行えばいい?

2.1 ウッドデッキをリフォームする2種類の方法とタイミング

ウッドデッキは、木製のエクステリアです。

また、家の外部に設置されており、屋根がない場合も多いため、日常的に紫外線や風雨にさらされています。

そのため、ウッドデッキには、劣化状況に合わせて、数年単位で定期的なメンテナンスが必要になる場合があります。 (上述したソフトウッド材が原料の場合は特にメンテナンスが必要です。逆に、ウリンなどの高級ハードウッド材や人工木材が原料の場合は、リフォームが必要とならない可能性もあります。)

ウッドデッキをメンテナンスするときには、大きく2種類のリフォーム方法があります。

1つが「塗装」、もう一つが「交換」です。

基本的な考え方は外壁や屋根のリフォームと同じで、表面的な汚れや色褪せ、剥がれであれば塗装で十分ですし、木材そのものが傷んでしまっている場合は交換が必要になります。

ただし、メンテナンスの時期・タイミングは外壁とかなり異なるので、注意が必要です。

一般的に、外壁が10年に一度の塗装、20年に一度の交換(張り替え)で十分であるのに対して、ウッドデッキは塗装であれば3〜5年、交換も10年に一度は行うべきだと言われています(もちろん、木材によりますが)。

これは、外壁と比べて、ウッドデッキの劣化が早いからです。

リフォームは劣化症状をサインとして見逃さず、早い段階から取り組んでいくものなので、劣化が進みやすい部材であれば、当然、リフォームのタイミングも早くなります。

では、どういった劣化症状がリフォームのサインとなるのでしょうか?

2.2 ウッドデッキをリフォームするサインとなる劣化症状

(1)塗装のサイン

ウッドデッキは、一般的には3〜5年、早い場合だと1年も経たないうちに、少しずつ下表のような劣化症状が見られるようになり始めます。

劣化症状
色褪せ
汚れ
剥がれ
イメージ
写真の出典:ユーコーナビ「ウッドデッキ塗装をお考えの方へ|時期・塗料選び・DIY手順を全解説」

劣化はどれか一つだけが起こる、というわけではなく、時間の経過と共に、複合的に、より悪い方向へと進んでいきます。

そのため、「ぱっと見はまだ大丈夫そうだしもう少し様子をみよう」と思って忘れている間に、気がついたら塗装では間に合わなくなり、丸ごと交換する必要が生じて費用が余計にかかってしまう、というケースも少なくありません。

また、当然、新設した時の施工品質やウッドデッキ本体のグレード、あるいは設置箇所の環境等の諸条件によって、劣化が始まる時期や劣化スピードは大きく異なってきます。

つまり、「この時期にやれば間違いない」という決まったタイミングがあるわけではありません。

そのため、定期的にウッドデッキの状態を確認し、上記のような劣化症状があらわれたときは、塗装のサインだと思って、早めの対応を心がけるようにしましょう。

(2)交換のサイン

上記のような劣化症状、特に湿気を含んだ汚れを長年放置しておくと、一部のウッドデッキでは木の内部が腐り始めることがあります。

出典:ユーコーナビ「ウッドデッキ塗装をお考えの方へ|時期・塗料選び・DIY手順を全解説」

ウッドデッキが腐ると、お子様やペットが走り回った際に床が抜ける、腐った部分から釘の頭が飛び出る、などの怪我の原因をつくったり、腐った木を好物とするシロアリを寄せ付ける原因になったりする恐れがあるため、早期の対応(塗装や補修ではなく交換)が必要です。

特に、下記のような症状があらわれている際は、注意してください。

  • 釘の頭が飛び出てくる
  • ウッドデッキ全体が揺れる
  • 床がたわんだり、節が抜けたり、穴が開いたりする

こうした劣化症状がみられることは、既に床下の木材の一部が腐り始めている証拠です。

そして、一部の木材が腐り始めると、じきに他の部分も腐り始めてしまいます。

ウッドデッキは表面に劣化があらわれにくく、遠目での目視では判断がつきにくいのですが、わからないからといって放っておくと大変危険です。

そのため、新設から10年近く経過している場合はもちろん、そうでなくとも、少しでも気になるところがあれば、ひとまず専門家に相談してみるようにしましょう。

3. ウッドデッキのリフォームはDIYで行える?

メンテナンスのタイミングが大まかに掴めたところで、2種類のリフォーム方法について、それぞれの費用相場を見ていきましょう・・・と、言いたいところですが、その前に。

ウッドデッキに限らず、エクステリアや外装のリフォームについて、とても頻繁に聞かれる質問に、

「できる限り予算を抑えたいのですが、DIY(=自分で作業)ってできるものなんですか?」

というものがあります。

この質問に対してはいつも、

「DIYは可能です。しかし、一般的にはお勧めしません。」

と、お答えしています。

理由は、次の通りです。

  • DIYは可能ではある。
    • 道具一式を揃えて、手順をしっかりと守れば、初心者でも形にはなる。
    • 特に、高所作業の発生する屋根塗装などとは異なり、ウッドデッキは怪我の危険性が低い。
    • 中には、女性一人で行う方もいらっしゃる。
  • しかし、DIY経験豊富な方や、DIY自体を楽しみたい、という方以外にはお勧めできない。
    • 塗装であれば塗りムラなどの作業品質の問題、交換であれば既存製品の撤去・廃棄作業などの問題が生じる。
    • 一見、簡単そうでも、やってみると思った以上に難しい作業が多く、手間もかかる。
    • 何かのトラブルが発生した際に対処できない。あるいは、結局、業者を呼ぶことになる。
    • ゼロから全て必要な道具を揃えるとそれなりに費用がかかってしまい、1回目だとDIYのメリットがそこまで大きくない(面積にもよりますが、業者に依頼すると4〜5万円のところを、道具の購入費だけで3〜4万円かかる、といった場合もありえます)。

こうした意見に対して、「リフォーム関連の会社なんだから、そりゃあ業者への依頼を勧めるでしょ」とおっしゃる方も時折いらっしゃいます。

もちろん、商売である以上、そうした側面があることは否めません。

ですが、誰でも簡単にできることであればリフォーム業者はやっていけないはずですし、実際に、プロである以上、仕上がりやその後の満足度が高いことも確かでしょう。

こうした理由から、「DIYは熟練者や趣味の方以外はやらない方がいい」というのが本記事の立場です。

そのため、DIYについての紹介は他の記事に譲り、以下では、エクステリアの専門業者に施工を依頼する前提で、2種類のリフォーム方法について説明していきます。

4. ウッドデッキをリフォームする費用相場

4.1 ウッドデッキの塗装を依頼する費用は、2万円〜10万円が相場!

ウッドデッキの塗装を業者に依頼する場合、費用は基本的に次の2点で決まります。

  • ウッドデッキの大きさ(面積)
  • 部分補修か、全面補修か

まず、面積についてですが、一般的な一戸建てに設置されているウッドデッキは、5㎡〜15㎡の範囲(大まかに言えば、2畳半〜8畳半の間)におさまるものが多いのではないでしょうか。

ここでは、ご家族でバーベキューができるくらいの広さを想定し、面積は10㎡だとします。

次に、ウッドデッキの劣化状況に応じて、部分補修か全面補修かを選択しましょう。

設置後1年〜3年程度で、劣化が進んでいる箇所のみを早めにメンテナンスする場合は部分補修、3年以上が経過し、満遍なく劣化が進んでいる場合は全面補修、といったところでしょうか。

10㎡のウッドデッキを部分塗装する場合、費用の相場は2万円〜7万円程度になります。

他方、全面塗装の場合は、5万円〜10万円程度を相場と考えておくと良いでしょう。

費用の内訳は、次の通りです。

  • 材料費:費用全体の30〜35%
  • 施工費:費用全体の55%〜60%
  • 諸経費:費用全体の5%〜15%

これはあくまでイメージで、業者によって内訳にはかなりバラつきがありますし、実際の見積書では「一式」としてまとめられていることも多いので、参考程度にしてください(全体の費用が相場と大きくずれていないことが大事なので、細かい部分は気にしすぎないようにしましょう)。

4.2 ウッドデッキの交換を依頼する費用は、15万円〜45万円が相場!

ウッドデッキの交換・設置工事にかかる金額は、上図のように価格が決まります。

詳しくは本記事では触れませんが、これらの要素を諸々加味すると、価格の相場は次の通りになります。

もし、ウッドデッキを交換しようと検討されていて、価格の詳しい算出方法をお知りになりたい方がいれば、下記の記事も合わせてご覧ください。

参考記事:【外構工事】ウッドデッキの設置価格は?〜相場・算出方法・見積書を公開〜

5. ウッドデッキのリフォーム費用の見積もり事例

ウッドデッキのリフォーム方法のメリットとデメリットが理解できたところで、次は、実際の見積もりでどのように反映されているか、実例を見てみましょう。

本記事では、以下の2つのパターンの見積書をご紹介します。

  • A:ウッドデッキの取り付け+手すり取り付け工事
  • B:リウッドデッキ(YKK ap社の商品名)取り付け工事

※以下の見積もりはエクステリアナコウド加盟業者より提供頂いたものです


A:ウッドデッキ+手すりの取り付けで、252,000円


B:ウッドデッキの取り付けで、297,000円

6. ウッドデッキのリフォーム工事で費用金額を損をしないために

いかがでしたでしょうか?

本記事で見たように、一口に「ウッドデッキのリフォーム」といっても、施工条件や建物の状況などによって金額が大きく変わってくることと、その構造をお分かりいただけたかと思います。

そして、外構工事は、こうした構造をもちやすいために、次のような、消費者にとって不利な問題が起こりやすい業界でもあります。

  • 定価がなく、ごまかしがききやすいために「安かろう悪かろう」が簡単に起こりうる
  • そのため、同じ外構フェンスの工事でも、業者によって費用にかなり違いが生じる
  • したがって、運悪く質の低い業者に頼むと、費用対効果が悪くなってしまう
  • しかし、一般消費者にとっては、業者の質の見分けはつきにくい

こうした問題を解消するには、工事の費用をはじめとした適切な情報を施主様がしっかりと把握しておく必要があります。

さらに、事前の情報収集だけにやっきになるのではなく、検討の早い段階から、複数の業者の現地調査やヒアリング、プラン提案などを積極的に受けてみるのも、失敗しない工事には欠かせないプロセスだと言えるでしょう。

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