部分別に見る!おすすめの外構とその仕様

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「外構工事」はイメージパースやサンプルなどで内容を知ることが出来ますが、実際にはイメージ通りに行かないことも多いです。そのため、工事前には可能な限りの情報が必要となってきます。

その場合、失敗しないための「失敗例」の情報だけではなく、「どの様な仕様がおすすめなのか」についての情報も重要になります。

そこで、ここでは次の点についてご紹介したいと思います。

  • 良い外構工事にするためにどうすればよいか?
  • おすすめの外構工事の設備の仕様

前半では良い外構にするためのポイント、後半では次におすすめできる外構工事の設備の仕様についてご紹介します。

Point
  • おすすめできる外構工事の設備の仕様
  • 良い外構とするためにどうするか





1. 良い外構工事とするために


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まずは、外構工事を良くするためのポイントをご紹介します。

1.1 施工する設備の仕様をしっかりと把握する

外構を良くするためには、外構部分を良い状態で使うことがポイントとなります。そのためには、エクステリア製品それぞれの仕様について、よく知っておくことが必要です。

というのも、製品の仕様を把握せずに使った場合、製品の破損やケガなどの原因を招くからです。

例えば、フェンスは敷地を仕切るために設置をするものであって、手すりの目的や物干しの目的に設置するものではありません。

仮に手すり目的としてフェンスを設置した場合は転落の危険性が出ますし、物干しとして使った場合には、干した衣服が破れたりすることもあります。

外構工事を業者任せにせずに、自分で仕様を知っておくことは大切です。説明書などをしっかりと読み、仕様を把握しましょう。

1.2 良い外構工事業者を選ぶ

設置するエクステリア製品が良いものであったとしても、施工業者の技量が低いと、状態も悪くなってしまいます。そのため、良い施工業者選びが大きなポイントとなるのです。

施工の技量は写真などが参考になります。過去の現場写真が業者によってはネットでも見ることができるので、よく調べておきましょう。

1.3 設備と施工のデメリットまで把握する

良い外構とするためには、設備や施工のデメリットまで把握することが大切です。デメリットの知識は事故やリスクの回避には不可欠だからです。

例えば、天然木の門扉やフェンスは定期的な塗装が必要なのですが、塗装をしないでおくと、色が褪せたり、変形したり、木が腐ってしまったり、大幅な改修が必要になり、「こんなはずでは無かった。」という事態にもなり得ます。

また、門扉の施工では、内開きに施工するべきところを、納まりを考えずに外開きにした場合もよくありません。門扉を外に開いた場合、通行人などとの衝突も考えられ、危険だからです。

これらは製品の特徴と施工のデメリットまで押さえておけば、回避出来たものでしょう。

設備と施工は、デメリットまで知っておくのは重要です。しっかりと把握しておきましょう。


2. 門まわりに施工する設備とおすすめの仕様


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門まわりの外構に施工する設備には、門扉や機能門柱があります。また、アプローチ部分のフロア面なども重要な部分です。

ここでは、これらの設備について、門扉、機能門柱、フロア面について、おすすめの仕様をそれぞれご紹介します。


2.1 門扉

まず、門扉は完全にクローズでは無いデザインとし、ある程度は外から見えるものがおすすめです。

門扉はプライバシーにも関係する部分で、クローズにしたい人もいるでしょう。また、デザインは好みによって決めても良いのでは、と思われるかも知れません。

しかし、門扉のデザインは住宅の防犯に大きく関係します。

というのも、門扉をあまりクローズにすると、返って窃盗犯などの不法侵入者の隠れる場所を作ってしまうからです。

侵入者は窓などを破って家に入るので、物陰を作ってしまうと逆に良くない場合が多いのです。


2.2 機能門柱


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次に機能門柱ですが、色や配置に気をつけることがおすすめです。白系統などのものが良いでしょう。

というのは、夏などに家の日射が厳しい部分に黒系の機能門柱を設置してしまうと、温度が上がり過ぎてしまい、熱くて扱いづらくなるからです。

特に小さい子どもが触る危険性がある家では、熱くならない対策を打つことが重要と言えます。


2.3 アプローチ部分のフロア面


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アプローチ部分は転倒することの無い仕様のものがおすすめです。

具体的にはフロア面の防滑処理やフットライトの設置となります。

防滑処理は、フロア面に雨水などが降り掛かっても滑りにくい仕様の床面とする処理で、薬剤を使って処理します。

また、フットライトは足元を照らすので、安全性が向上します。

これらの安全性の確保は、特にお年寄りなどの運動能力の低下した人達にとっては非常に重要です。


3. 駐車場まわりに施工する設備とおすすめの仕様


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次に駐車場まわりですが、主なものとしてはカーポートとゲートが挙げられます。それぞれについてご説明します。


3.1 カーポート

カーポートのおすすめは、車だけを駐車するスペースを設けるだけでなく、駐輪スペースまで検討しましょう。また、設置場所に関しても、玄関近くにすることがおすすめです。

まず駐輪に関してですが、駐車場を検討する際、自転車に関しては盲点になりやすいので忘れないようにしましょう。。

また、カーポートは基本的には駐車スペース部分の屋根のみとなり、駐輪部分はオプション扱いになるので気をつけましょう。

次に設置位置を玄関近くにすれば、雨天時に濡れにくくなります。駐車場が遠いとカサを使う必要も出て来てくるので非常に不便です。


3.2 ゲート

ゲートにはいくつかの種類があります。主なものとしては伸縮門扉や引き戸、そしてシャッターを設置している大型のものがあります。

開閉の特徴としては、伸縮門扉は横方向への開閉です。門扉自体が伸縮するので扉を収納する部分が必要ありません。ですから開口部敷地的にあまり余裕が無い場合でも設置が可能です。ただ、伸縮門扉は門扉全体がパンタグラフ状になっているため、好みのデザインにすることが出来ません。

次に引き戸ですが、これも左右方向に扉がスライドして開閉する物です。しかも伸縮門扉よりも強度的に強いというメリットがあります。また、格子のパターンがいくつかあるため、デザインを選ぶことが出来ます。ただ、引き戸には扉を収納するスペースが必要です。

そしてシャッターを設置してあるタイプですが、大きく分けて一般のシャッターが付いているタイプと、グリルタイプのシャッターが付いているものがあります。一般的なシャッターが付いているものはプライバシーの確保ができ、グリルタイプの場合は開放的になります。

また、シャッタータイプの製品には大きく分けて手動式と電動式があります。そして、おすすめなのは電動式です。

手動式のメリットとしては、電気まわりの必要が無いために費用が抑えられる点です。逆に電動式はコストが掛かってしまいます。

しかし、コストは掛かりますが電動式の方が設置後のメリットは大きいです。というのも、電動式の場合は乗っている車の中からのリモコン操作が可能だからです。

特に雨天の場合には、リモコン操作が非常に便利です。逆に手動式の場合は雨の日でも一旦外に出て手動で開閉しなければならないので非常に不便です。


4. 敷地まわりに施工する設備とおすすめの仕様


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次に、敷地のまわりに施工するものについて考えてみましょう。製品としてはブロック塀やフェンスがありますが、それらをクローズ外構とオープン外構に分けて考えてみましょう。

4.1 クローズ外構の場合

クローズ外構の場合は敷地まわりをブロック塀やフェンスで囲みます。プライバシーを守ることが出来るのがクローズ外構のメリットですが、適度にオープンにする方がおすすめです。

というのは、門扉の箇所で取り上げた様に、あまり囲みすぎると物陰を作ってしまい、防犯性に問題が出るからです。

特に窓は窃盗犯の最も狙いやすい部分で、窓周囲を目隠しフェンスなどで囲ってしまうと危険度が増してしまいます。適度に見えるようにして、防犯性を保持するのが良いでしょう。

4.2 オープン外構の場合

オープン外構は開放的な雰囲気となる点がメリットで、ガーデニングとのコラボレーションが楽しめます。

特にメッシュフェンスを敷地まわりに設置し、アサガオなどの植物を絡ませて楽しんだりすることが人気です。

ただし、絡ませる植物をあまり多くしてはいけません。

メッシュフェンスなどに絡ませればガーデニングは一層楽しめますが、植物を絡ませることは水がフェンスに接する時間が増えてしまうことに繋がります。

そして、メッシュフェンスは素材がスチールが多いので、サビが発生してしまうのです。そして、スチール素材は赤サビも発生します。赤サビは白いフェンスの場合は特に目立ち、見栄えを悪くしてしまうのです。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか? 今回は外構部分についてのおすすめとなるポイントをご紹介しました。

全体的な傾向として外構工事は、はじめに掛けるコストよりも、実際に使用する際の利便性を優先すべき、と言うことができるでしょう。

確かにコストを掛けるのはあまり好ましくは無いかも知れません。しかし、外構は長く使うものです。より利便性の高いものを選ぶことをおすすめします。

エクステリアはただでさえ考える機会が少ない上に、特殊な用語が多く、経験の浅い方にはとっつきづらいものです。

本記事をご覧になった方は、下記の記事も併せてお読みいただくと、より踏み込んだ内容まで理解できると思いますので、ぜひ色々読んで参考にしてみてください。




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