ベランダで思いっきりくつろぎたいけれど、どうにも人目が気になってしまうとお悩みの人は多いでしょう。
そのような人におすすめなのが、ベランダ用目隠しネットです。
今回はベランダ用目隠しネットの主な種類と、種類ごとの価格相場、ベランダ用目隠しネットのメリット・デメリット、ベランダ用目隠しネットを設ける際の注意点を徹底解説した上で、おしゃれなベランダ用目隠しネットのおすすめの施工例をご紹介します。
快適なベランダを手に入れたいと考えている人は、ぜひご覧ください。
- ベランダ目隠しネットの種類・価格相場
- ベランダ目隠しネットのメリット・デメリット・注意点
- ベランダ目隠しネットの施工例
目次
1. ベランダ用目隠しネットの主な種類と価格相場

画像:ピクスタ
ベランダ用目隠しネットにはいくつかの種類があり、価格相場もそれぞれ異なります。
以下より、ベランダ用目隠しネットの主な種類と価格相場を解説しましょう。
1.1 ベランダ用目隠しネットの主な種類
ベランダ用目隠しネットの主な種類としては、以下の5つが挙げられます。
- シートタイプ
- すだれタイプ
- サンシェードタイプ
- カーテンタイプ
- フェイクグリーンタイプ
以下より、それぞれのタイプのベランダ用目隠しネットの特徴を解説します。
シートタイプ
※インスタグラムより
シートタイプのベランダ用目隠しネットはデザインもサイズも豊富である上、簡単に取り付けられるということで高い人気を誇っています。
また、シートタイプのベランダ用目隠しネットは安価なものが多いので、複数枚用意して気分や季節で使い分けても良いでしょう。
暑い夏はメッシュタイプの風通しが良いものを、寒い冬は風を通さない素材のものを選ぶことをおすすめします。
すだれタイプ
※インスタグラムより
すだれタイプのベランダ用目隠しネットは、目隠しとしてはもちろん、夏の暑さ対策にうってつけのアイテムです。
安価で通気性のよいベランダ用目隠しネットを探しているという人は、ぜひお試しください。
サンシェードタイプ
※インスタグラムより
サンシェードタイプのベランダ用目隠しネットは、ベランダの目隠しをしたいだけでなく、ベランダをおしゃれに見せたいという人におすすめのアイテムです。
ひとえにサンシェードタイプと言っても、さまざまな形やサイズのベランダ用目隠しネットがあるので、自分の好みに合うものを選びましょう。
カーテンタイプ
※インスタグラムより
カーテンタイプのベランダ用目隠しネットは、人目はもちろん、日差しや雨もしっかり防いでくれる優れものです。
わざわざカーテンレールを設けなくても、ベランダに物干しがあれば簡単に取り付けられます。
また、必要が無いときはカーテンのように端に寄せ、縛ってまとめておけるため、使い勝手も抜群です。
フェイクグリーンタイプ
※インスタグラムより
ベランダを涼しげに彩りたいという人におすすめなのがフェイクグリーンのベランダ用目隠しネットです。
本物の植物だと手入れに手間がかかりますが、フェイクグリーンであれば手入れをせずに緑を楽しむことができます。
また、葉の密集度を調整すれば通気性や採光性も自由自在に調整することができますよ。
1.2 ベランダ用目隠しネットの種類ごとの価格相場
以下の表にベランダ用目隠しネットの種類ごとの価格相場を複数の価格比較サイトを元にまとめました。
どのタイプのベランダ用目隠しネットを選ぶべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
種類 | 価格相場 |
シートタイプ | 450円~ |
すだれタイプ | 200円~ |
サンシェードタイプ | 450円~ |
カーテンタイプ | 550円~ |
フェイクグリーンタイプ | 2,000円~ |
2. ベランダ用目隠しネットのメリット・デメリット
続いて、ベランダ用目隠しネットのメリット・デメリットをそれぞれ解説します。
ベランダ用目隠しネットを設けるべきかお悩みの人は、ぜひ参考にしてください。
2.1 ベランダ用目隠しネットのメリット
ベランダ用目隠しネットのメリットとしては、次の5つが挙げられます。
- 価格が安いものが多い
- 簡単に取り付けられる
- 外からの視線を遮ることができる
- 強い日差しを遮ることができる
- 雨除けとしても活用できる
以下より、それぞれのメリットについて解説しましょう。
外からの視線を遮ることができる
ベランダ用目隠しネットの何よりのメリットは、外からの視線を遮ることができる点にあります。
外からベランダや家の中を覗き込まれるのが心配だという人は、ベランダ用目隠しネットを使ってみてくださいね。
価格が安いものが多い
価格相場をご覧になればおわかりいただけるように、ベランダ用目隠しネットは安価なものが多いです。
そのため、複数枚用意して破損に備えたり季節や気分に合わせて付け替えたりすることができます。
簡単に取り付けられる
ベランダ用目隠しネットは紐で括りつけたり空いている穴に棒や紐を通したりすることで簡単に取り付けられるものが多いです。
そのため、いつでも気軽に取り外しすることができます。
強い日差しを遮ることができる
ベランダ用目隠しネットを使えば、強い日差しを遮ることができます。
特に、遮光性や遮熱性の高いもの、紫外線をカット効果があるものは、強い日差しを防ぎたい、洗濯物の日焼けを防ぎたいという人におすすめです。
また、室温の上昇も防ぐことができ、夏の暑い日であってもエアコンの使用を最低限に抑えられるので、省エネ効果も期待できます。
雨除けとしても活用できる
ベランダ用目隠しネットは雨除けとしても活用できます。
特に、大きなベランダ用目隠しネットは、洗濯物を雨からしっかり守ってくれますよ。
ベランダで洗濯物を干すことが多いという人はぜひ、ベランダ用目隠しネットを活用してみてください。
2.2 ベランダ用目隠しネットのデメリット
ベランダ用目隠しネットの最大のデメリットは、泥棒の隠れ場所になってしまう可能性があるという点にあります。
特に、1階や2階などの低階層に住んでいる人は注意が必要です。
半透明などの人影が透けて見えるデザインのベランダ用目隠しネットや、必要がないときには畳んでしまっておけるベランダ用目隠しネットを選び、泥棒が潜むのを防ぎましょう。
3. ベランダ用目隠しネットを設ける際の注意点

画像:ピクスタ
マンションやアパートなどの集合住宅のベランダに目隠しネットを設ける場合、ベランダの使用に関する規約をしっかり守る必要があります。
多くのマンションやアパートでは、次のような規約が設けられていることが多いので、しっかりチェックしておきましょう。
- 避難の際に脱出の妨げになるものを設置しない
- 落下して人を傷つける可能性があるものを置かない
- 原状回復できなくなるような工事を行わない
4. おすすめのベランダ用目隠しネットのおしゃれな施工例

画像:ピクスタ
いよいよ、ベランダ用目隠しネットのおしゃれな施工例を紹介していきます。
人気のベランダ用目隠しネットの写真の中でも特におすすめで、おしゃれなものをピックアップしたので、ぜひご覧ください。
4.1 ラティスとフェイクグリーンを組み合わせたおしゃれなベランダ用目隠しネット
※インスタグラムより
軽くて簡単に移動させることができるラティスにフェイクグリーンをあしらえば、おしゃれな目隠しネットをつくることができます。
背の高いおしゃれなベランダ用目隠しネットが欲しいという人は、ぜひ参考にしてください。
4.2 おしゃれな布でつくったサンシェードタイプのベランダ用目隠しネット
※インスタグラムより
おしゃれな長い布を用意すれば、簡単にサンシェードタイプのベランダ用目隠しネットをつくることができますよ。
強い日差しが室内に入るのを防ぎたいという人は、試してみてはいかがでしょうか。
4.3 洗濯物を雨や日差しから守ってくれるかわいらしいカーテンタイプのベランダ用目隠しネット
※インスタグラムより
かわいらしいデザインのカーテンタイプのベランダ用目隠しネットは、洗濯物を干したり取り込んだりする時間を楽しいものにしてくれます。
4.4 真っ白なミラーカーテン生地でつくったサンシェードタイプのベランダ用目隠しネット
※インスタグラムより
遮熱性にも遮光性にも優れる白いミラーカーテンのベランダ用目隠しネットは、見た目も爽やか。
こちらの写真のように大きな窓のあるバルコニーに取り付ければ、インテリア性もアップしますね。
4.5 マリンボーダーが涼し気なカーテンタイプのベランダ用目隠しネット
※インスタグラムより
マリンボーダーデザインのベランダ用目隠しネットは夏の暑さを吹き飛ばすのにうってつけ。
やはり、夏の間は涼を感じるデザインのベランダ用目隠しネットを選びたいものです。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか?
ベランダ用目隠しネットにはシートタイプ・すだれタイプ・カーテンタイプ・サンシェードタイプ・フェイクグリーンタイプの5種類がありますが、いずれも安価で手に入れやすいものばかりです。
また、ベランダ用目隠しネットを設ければ、プライバシーを守ることはもちろん、強い日差しや突然の雨から洗濯物などを守ることができます。
今回ご紹介したおしゃれなベランダ用目隠しネットの施工例を参考に、皆さんも快適なベランダをつくってみてください。
エクステリアはただでさえ考える機会が少ない上に、特殊な用語が多く、経験の浅い方にはとっつきづらいものです。
本記事をご覧になった方は、下記の記事も併せてお読みいただくと、より踏み込んだ内容まで理解できると思いますので、ぜひ色々読んで参考にしてみてくださいね。