ベランダに雨よけ屋根をつけるなら?工事費用の相場をご紹介

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ベランダに雨よけ屋根をつけるなら?工事費用の相場をご紹介

ベランダは洗濯物を干すだけではなく、ガーデニングやティータイムなど、幅広い用途で使用できる空間です。用途が広いだけに、少しでも快適空間を目指すことが大切で、エクステリアにもこだわることが大切です。
ベランダのエクステリアでは屋根が挙げられ、雨よけの効果はもちろん、日よけや目隠しなどの役割も果たし、利便性は非常に高いでしょう。しかし、雨よけの屋根といっても種類は多く、また設置に費用がかかるのではないかと心配する人も多いです。
設置には少なからず費用がかかりますが、取り付ける屋根や業者の選び方次第で、費用の削減は可能です。屋根の種類と工事にかかる費用の相場を知り、自宅の環境に合った雨よけ屋根を付け、ベランダの快適さをアップさせましょう。





1. ベランダの雨よけの屋根の種類

ベランダに雨よけの屋根を付けるなら、まずはどのような種類があるのかを知ることが大切です。ひとくちに雨よけ屋根といっても、形状や細かいデザインは異なり、それぞれで特徴も違います。一概にどれを設置すべきかは決まっていないため、種類ごとの違いを知って、もっとも自宅のベランダに合いそうなものを選びましょう。

1.1. 屋根の形状の違い

屋根の形状は大きく「R型」と「F型」の2つに分けられ、それぞれで特徴が異なります。雨よけの性能にも違いがあるため、それぞれの差を正しく理解しましょう。

R型

R型は屋根の前方部分が丸みを帯びて垂れ下がった形状をしています。前方部分の丸みによって、雨の吹込みを防ぐ性能が高く、雨よけの機能に優れています。また、なだらかな傾斜になっていることで、屋根の上に雨や雪が溜まりづらく、自然に落ちやすい作りも特徴です。傾斜になっていることでゴミも溜まりづらく、手入れも簡単なタイプが多いでしょう。

F型

F型はフラット型とも呼ばれ、まっすぐ設置された屋根です。まっすぐといってもやや斜め向きで傾斜はあり、R型のように前方部分に丸みがなく、全体的にすっきりとしたデザインが特徴でしょう。丸み部分がないことで、雨の吹込みには弱いですが、デザイン性の高さからおしゃれな屋根を求める人に人気です。 ただし、R型に比べると雨や雪が落ちづらく、上部にゴミも溜まりやすいため、定期的な手入れが必要です。また、豪雪地帯だと屋根に雪が溜まって潰れてしまう可能性もあるため、使用する地域を選ぶデザインと言えます。

1.2. 柱の有無の違い

雨よけ屋根は柱が付いているタイプと、柱なしで窓上部に単独で取り付いているタイプがあります。柱の有無でも機能性やデザイン性は違い、設置可能場所が異なる場合もあります。それぞれの違いを知り、自宅の環境にはどちらが合っているか考えてみましょう。

柱あり

柱ありの屋根は、従来式のタイプで、柱を支えに上に屋根部分を取り付けます。支柱が必要な分、設置には場所を取りますが、パネルの取り付けが可能なことが特徴です。ベランダに取り付ける場合は、柱は移動式のものが多く、状況に合わせて柱の位置を動かせます。 テラス部分に取り付ける場合には、柱を埋め込み屋根を支えることが多いため、取り付けに制限が出ますが、移動式ならそれほど制限はかかりません。柱があることで安定感もあり、従来モデルで種類が豊富なため、選択肢が多いことも特徴です。

柱なし

柱なしの屋根は、窓の上部に直接取り付けます。柱が不要なため、ベランダが狭い場合でも問題なく取り付けができ、コンパクトにまとめるため、スタイリッシュさを実現しやすいです。屋根の下部には腕木と呼ばれる柱が設置されており、これを壁に取り付けることで、柱ありタイプと同等の強度を実現できます。 腕木の取り付けが必要な分、窓上部にスペースが必要ですが、ベランダ空間には関係しないため、邪魔にはなりません。柱なしタイプの屋根も増えていますが、まだまだ柱ありが主流であり、数が少ないことがデメリットです。 取り付けられる環境は揃っていても、サイズが合わず、断念せざるを得ない場合もあるため、注意しましょう。

2. ベランダの雨よけ屋根をつけるときの注意点

ベランダに雨よけ屋根があると、快適性が増し便利ですが、取り付け時には注意点もあります。何も考えずに設置すると、役割を十分に発揮できず、場合によってはデメリットになる可能性もあります。屋根はただあると便利なわけではないため、注意点を理解して、正しく設置しましょう。

2.1. 屋根のサイズ

雨よけの効果を発揮するには、ある程度の大きさは必要ですが、大きすぎると施行自体ができなくなります。また、大きすぎると日当たりも悪く、視界も狭くなるため、軒先から30~50cm程度離れるサイズまでを目安にしましょう。 軒先よりも少し大きくすることで、雨の吹込みを防ぎ、目隠しにもなります。サイズが小さすぎると雨がどんどん吹き込んで屋根を設置する意味がなくなるため、雨をカバーしたい範囲+30~50cm程度の大きさで設置しましょう。

2.2. デザイン性

ベランダの雨よけ屋根は、外からも見えるため、エクステリアにこだわりたいなら、外観の雰囲気と合わせて選ぶことが大切です。全体的にスタイリッシュなイメージを演出したいなら、F型で柱なしがおすすめです。また、柱ありでも柱のデザインを上手に使った木目調のものもあり、家の雰囲気によってはおしゃれさを演出することもできます。 屋根はエクステリアの中でも意外と目立つ部分のため、外観全体との調和を意識して、デザインを決めましょう。

2.3. 雨よけの性能

雨よけの性能は重要なポイントであり、デザイン性と関係する場合もあります。性能重視なら吹込みに強いR型がおすすめですが、スタイリッシュさを重視するならF型がおすすめです。ポイントは使い勝手とデザインを両立できることで、それぞれの妥協点を探ることが大切です。 性能面ばかりを見ているとデザイン性がおろそかになり、屋根だけが悪目立ちする可能性があります。反対にデザイン性だけを突き詰めると、性能が低く屋根の機能をほとんど果たさないこともあるため、注意が必要です。 雨よけ屋根である以上、基本的な性能は必要なため、どれくらいの機能が必要かを考えて、屋根の種類を選びましょう。

2.4. ベランダの方角にも注意

ベランダの方角によって、屋根が必要かどうかは違います。基本的に必要なのは、日差しが入りやすい南から南東向きの場合で、日が差しづらい北から北西向きは不要な場合が多いです。南・南東向きだと日当たりが良く、洗濯にも向いている環境のため、雨よけの屋根は必須です。 また、他の場所よりも日差しがきつくなるため、日よけの効果も兼ねて屋根はあったほうが良いでしょう。対して北・北西向きだと、日当たりが悪いため日差しを遮断する屋根を取り付けると、ほとんど日が入らなくなります。 日が入らないことで、秋冬はベランダに面した部屋は寒くなりやすく、快適さも損なわれます。もちろん、雨よけに使うなら屋根はあったほうが良いですが、日当たりを考えるなら無理に取り付ける必要はないでしょう。

3. ベランダの雨よけ屋根の相場は

ベランダに雨よけ屋根を取り付けるなら費用がかかり、いくらぐらいなのか疑問に思う人も多いでしょう。雨よけ屋根は種類が豊富なため、取り付け状況によって費用は異なりますが、ある程度の相場はあります。状況に応じた相場価格を知り、どれくらいの費用が必要か、事前に把握しておきましょう。

3.1. 張替え・修理なら2~3万円

すでにベランダに雨除け屋根があり、張替えや修理をするだけなら、費用相場は2~3万円程度です。既存の屋根がある場合は、基礎工事や本体価格が不要なため、費用は比較的安く済みます。もちろん、屋根が取り付けられている場合でも、丸ごと取り換える場合は、新規の設置費に加えて今ある屋根の撤去費もかかるため、設置だけより費用は高くつきます。 屋根には火災保険がかけられるため、すでに設置されているならコストを下げるためにも保険はかけておきましょう。

3.2. 基本的な価格は10~15万円

屋根にそれほどこだわりがなく、性能面だけを重視するなら10~15万円程度が相場です。屋根の本体価格は安いものだと5~8万円程度で、業者の作業工賃は5~6万円程度です。本体価格が安いものを見つけ、工賃も安い業者に依頼すると10万円を切ることもありますが、あまりに安いと品質に不安が残るため注意しなければなりません。 また、屋根が設置しづらい環境にあったり、屋根を取り付けるために別の必要だったりする場合は、さらに費用は高くなります。

3.3. グレードを上げると費用は倍以上

エクステリアはこだわるとどこまでグレードを高めることができ、グレードアップに応じて費用も高くなります。雨よけ屋根ひとつとってもグレードは幅広く、素材やデザイン性、機能性まで全てにこだわると通常の相場価格の倍以上かかることも少なくありません。 グレードによっていくらかかるかは異なりますが、80~100万円以上必要な場合も多いです。費用が高い分、性能や品質も良く、高級感もあるためデザイン性も抜群です。細部までこだわった家づくりをしたいなら、雨よけ屋根のグレードアップを検討しても良いでしょう。

4. 安全面からプロに頼む方が安心

雨よけ屋根の取り付けは、屋根の本体価格はもちろん、作業工賃が高くつきます。場合によっては本体価格と同等、あるいはそれ以上の費用を請求されることもあるため、何とか工賃をかけずに設置したいと考える人も多いでしょう。 簡易的な雨よけならDIYで取り付けることも可能ですが、本格的な屋根の場合は安全面からプロに任せたほうが無難です。工賃を節約したために大きなリスクを抱え、重大なトラブルに発展することもあるため、雨よけ屋根の取り付けはプロに依頼しましょう。

4.1. DIY設置は難易度が高い

DIYでも屋根の設置ができないわけではありませんが、難易度は非常に高く、実際的に無理な場合が多いです。材料を揃えてDIYを行い、失敗して全てを無駄にすることも少なくありません。雨よけ屋根は本体だけでも数万円はするため、何度も失敗するとプロに依頼するより費用がかかります。 自分で手を加えてしまうと、後からプロに依頼する場合に余計な手間がかかり、費用をプラスで請求される可能性もあります。難易度が高く、手間もお金もかかりやすいため、最初からプロに任せたほうがコスパは良いでしょう。

4.2. 耐久性に不安が残る

仮にDIYで屋根が完成した場合でも、素人作業だと耐久性に不安が残ります。屋根はただ柱の上にパネルを取り付けるだけではなく、土台を支えるために基礎工事から行わなければなりません。DIYでは基礎工事までは手が回らないことが多く、少しの風で吹き飛んでしまう可能性があります。 屋根が壊れるだけなら良いですが、破片が飛んで周囲の人に迷惑をかける危険性もゼロではありません。損壊のリスクだけではなく、周囲の人に危害を加える可能性もあるため、安全面からも素人は手出ししないほうが良いでしょう。

4.3. 近隣トラブルの原因にも

雨よけ屋根は取り付け方によっては、近隣の住宅に迷惑をかけてしまうこともあります。屋根のサイズが大きすぎて隣家のベランダに侵入している、太陽光が反射してまぶしいなど、トラブルになる原因はさまざまあります。 設置することだけを考えていると、近隣の住宅への影響に気が回らず、後から文句が出て撤去を求められることも多いです。また、賃貸の場合はベランダは共有部分のため、勝手に取り付けると利用規約に違反する可能性もあります。プロに依頼することで、近隣への影響や取り付けの可否も含めて考えてもらえるため、余計なリスクを抱えず最適な雨よけ屋根が設置できます。

4.4. 信頼できる業者に依頼しよう

雨よけ屋根の取り付けはDIYではリスクが高いため、信頼できる業者に依頼することが大切です。優れた業者を見つけるには、工事の一括見積もりができるヌリカエがおすすめです。ヌリカエならベランダの屋根取り付けに強い業者も一目で分かるため、本当に信頼できる業者をスムーズに探せます。 業者次第で取り付けの費用や作業の丁寧さも異なるため、じっくり比較して、本当に信頼して工事を任せられる業者を選びましょう。

5. 見積もりは複数の業社に依頼しよう

ベランダに雨よけ屋根を取り付けるなら、業者に依頼するのがおすすめですが、リフォーム業者は数が多く、どれを利用すべきか悩むことも多いでしょう。よりお得かつスムーズに工事を進めてもらうには、複数社に見積もりを依頼し、費用を比較して依頼先を決めることが大切です。 複数社から見積もりをもらうことで、どの業者がもっともお得かが分かり、競争原理も働くため、見積もり額より費用を引き下げてくれる可能性もあります。1社だけで決めると失敗する可能性も高いため、最低でも3社を目安に見積もりを依頼しましょう。

5.1. エクステリア工事の一括見積もりができるヌリカエから

依頼先の業者を見つけるには、エクステリア工事の一括見積もりが可能なヌリカエを利用するのがおすすめです。一括見積もりを出すことで、業者ごとの費用を比較でき、適切な相場価格を判断できます。同じ工事でも業者によって費用は異なるため、相場価格を意識して、本当に信頼できる業者を見つけて雨よけ屋根の取り付けを依頼しましょう。