- 外構工事とは、建造物の外構部分を対象とするような工事の総称のこと。
- 外構には、門、車庫、カーポート、土間、アプローチ、塀、柵、垣根、などの構造物に加え、庭木、物置が含まれる。
- 外構工事全体にかかる費用の相場は、一般的に、150万円〜300万円程度と考えておくのが無難。
- 外構・エクステリア工事の費用、業者選定にお困りの際は、「エクステリアのヌリカエ」まで無料でご相談を!
目次
1. 外構工事の費用を知る前に!−そもそも「外構」って?−
1.1 外構とエクステリアの違い
外構工事の費用を把握する前に、そもそも「外構工事」が何を指す言葉なのか、簡単にみていきましょう。
一言で言えば、外構工事とは、建造物の外構部分を対象とするような工事の総称のことです。
「建造物の外構部分」というのは、私たちがよく耳にする「外構工事」では「一戸建てを外から眺めたときの建物以外の部分」、より広く言えば、オフィスビルや公共施設などの周辺にある緑地帯やアスファルトの舗装道路、広場なども「外構工事」の領域に含まれます。
「外構」とよく似た意味の言葉に「エクステリア」があります。
この2つの言葉は、ほとんど同じ物事を指す言葉ですが、「エクステリア」の方がやや広い概念と言えるでしょう。
まず、先ほどみたように、「外構」は、建物の外にある構造物そのものを指す言葉です。
それに対して、「エクステリア」は、家の外側にある空間全体を捉えた言葉で、エクステリアの要素の一つに外構がある、という関係です。
なお、「外構」の他にエクステリアを構成する要素としては、「デザイン」「機能性」などが挙げられます。
こうした観点から、外構工事は、「理想のデザインや機能性をもつエクステリアを実現するために、門や庭、フェンスといった構造物(=外構)を適切な位置に備え付け、それらを一つの空間として成立させる行為」であるとも考えることができるでしょう。
1.2 外構には具体的にどんな構造物がある?
では、外構には、具体的にどんな構造物が含まれるのでしょうか?
Wikipediaによれば、外構とは「居住、生活する建物の外にある構造物全体を指す言葉」のことで、「それには門、車庫、カーポート、土間、アプローチ、塀、柵、垣根、などの構造物、それに庭木、物置、また後述する関連品も含まれ」ます。
それぞれがどんな構造物のことを指すのか、「不動産・住宅サイトSUUMO」の記事にわかりやすくまとめられているため、ここでは画像と共に説明の一部を引用(下記(1)〜(7)説明文中、カギ括弧内)します。

出典:不動産・住宅サイトSUUMO『「エクステリア」と「外構」は何が違うの? 外回りの工事費用と施工例を紹介!』
(1)門扉・門柱
門扉とは「出入口に設けた門の扉のこと」で、デザイン面の他に、防犯機能も果たしています。
門柱とは「門扉の横に設置される柱や壁のこと」で、ポストの設置などの用途に利用されることがあります。
(2)フェンス
フェンスとは「柵、囲いのこと」で、侵入防止や外からの目隠しなど、防犯やプライバシー保護の目的で設置されるケースが多いと言えます。
(3)玄関アプローチ
アプローチとは「門扉から玄関まで続く通路のこと」です。
主にデザイン面が重視されますが、車椅子の方が住まれているご家庭などでは、スロープを設置するなどバリアフリー化が施されることもあります。
(4)デッキ・テラス
デッキやテラスは、「どちらも家のリビングと空間的につながった、外部リビングのようなもの」で、「一般的に室内の床と高さが同じ場合はデッキ、庭より一段高くなった台はテラスと呼ばれています」。
他の外構とは異なり、デッキやテラスは生活空間の延長とも言える部位なので、サンルームとして使う、ガーデニングと組み合わせて中庭のようにする、といったように、居住者のライフスタイルに合わせた様々な工夫が施されることが多いです。
(5)カーポート・ガレージ
カーポートとは「屋根と柱だけの簡単な車庫のこと」で、「一方のガレージは車を格納するための建造物を指します」。
カーポートは、ホームセンター等で購入してすぐに設置すれば済むと考えている方もいらっしゃいますが、防災規定やコンクリートの打ち直し等、思ったよりもコストや時間がかかるケースもあるため、余裕を持って業者に相談してみるようにすることをお勧めします。
(6)植栽
植栽とは「庭やアプローチ沿いに植えられた樹木や草花のこと」です。
広い庭がある家では、植栽をどのようにデザインするかが外構工事の重要な要素の一つになってきます。
オシャレにしたはいいけど後々のお手入れが大変になった、大きな木を植えたら枝が伸びてお隣さんとトラブルのもとになった、といったケースも考えられるので、植栽を検討する際には、他の要素も踏まえて慎重に考えましょう。
(7)照明
エクステリアを考える上で、案外見落とされがちなのが照明です。
防犯面はもちろんのこと、せっかくのアプローチや植栽も、夜間は照明一つで見え方が大きく異なります。
2. 外構工事全体の費用は150万円〜300万円が相場!(一般的な条件での概算)
外構工事全体にかかる費用の費用相場は、一般的に、150万円〜300万円程度と考えておくのが無難でしょう。
ここで言っている「外構工事」というのは、上述した複数の外構部位を含んだエクステリア全体をつくる、総合的な工事のことを指しています。
例えば、「テラスの基礎をつくってその上にタイルを敷いて、庭を整地して砂利を敷き詰めて、駐車スペースに土間コンクリートを打った上でカーポートを設置して、周囲をフェンスで囲む」といった内容です。

ちなみに、色んなWebサイトを見ていると、よく「建物価格+土地価格の合計額の10%くらいの金額を予算にすると、かなり納得のいく立派な外構プランになる」という記載を見かけます。
ですが、これは、外構工事業界の経験則のようなもので、一つの目安になるとは思いますが、筆者の個人的見解としては、そこまで10%という数字にこだわる必要はないかと思います。
どちらかといえば「色々必要な工事を付け足していったら10%近くになった」という話で、例えば新築価格が4,000万円の家で外構が400万円必要かというと、必ずしもそんなことはありません。
大切なことは、ご自身とご家族の生活の視点から、必要最低限のものを、できるだけ工夫して揃えていくことです。
次の章では、各外構部位ごとの価格の目安を紹介しているので、そちらも参考にしつつ、慎重に検討してみて下さい。
3. 外構工事での部位ごとのリフォーム費用金額帯は?
続いて、外構部位ごとにリフォーム工事を行なった場合の費用をみていきましょう。
外構部位の分け方は色々と考えられますが、本記事では、上述したSUUMOの分け方にしたがって、分類することとします。
下表は、各外構部位ごとの概算費用相場をまとめたものです。
外構部位 | イメージ | 価格帯(施工費込) |
門まわり(門扉・門柱など) | ![]() |
5万円〜35万円 |
フェンス | ![]() |
20万円〜40万円 |
玄関アプローチ | ![]() |
5万円〜25万円
(※バリアフリー化等の全面リフォームを行う場合はより高額) |
デッキ・テラス | ![]() |
|
カーポート・ガレージ | ![]() |
|
植栽 | ![]() |
10万円〜20万円
(※新しく庭に植栽する場合) |
照明 | ![]() |
3万円〜7万円/箇所 |
上表から、「外構工事」と一口には言っても、費用の内訳は外構部位によって大きく異なることがわかります。
ただ、次の2点には、注意して下さい。
- 各外構部位の個別工事においても、商品の種類やサイズ、業者等の様々な条件で費用は大きく変わってしまう点
- 上述の価格帯はあくまで個別に工事を行なった場合の金額であり、それぞれに施工費用や諸経費等が含まれているため、必ずしも「個別工事の相場金額合計=外構工事全体の費用」とはならない点
4.1 部位別の外構工事費用①:門まわり(門扉・門柱など)
「門まわり」にどこまでを含めるかはメーカーや業者によってしまいますが、一般的に、門扉(”もんぴ”と読みます)と門柱を修理・設置する工事の費用相場は、5万円〜35万円程度です。

門まわりは、他のエクステリア(フェンス・玄関アプローチなど)とは異なり、家の大きさに関わらず、概ね大きさが標準化されているため、費用の大きさは主に商品の種類によって決まってくることになります。
ここでは、参考までに、エクステリアの大手メーカーであるLIXILのラインナップから、代表的な門まわり商品カテゴリをご紹介します。
名称 | イメージ | バリエーション例(具体的なLIXIL商品) |
開き門扉 | ![]() |
|
引戸門扉 | ![]() |
|
門戸 | ![]() |
|
門柱・門袖 | ![]() |
|
ポスト・機能門柱 | ![]() |
|
もちろん、LIXIL以外にも多数のメーカーから、多様な商品バリエーションが販売されています。
それらの商品が費用を決定するものの、商品単体としてみるのではなく、エクステリア全体を一つの空間として捉え、他の外構と相性の良い商品を選ぶことがポイントです。
4.2 部位別の外構工事費用②:フェンス
外構工事のフェンス設置費用は、20万円〜40万円が相場です。
フェンスは、「部材単価」と「部材を使う個数」の2点で、概ねの工事金額が決まります。
まず、部材の単価は、下表の通りです。
部材名 | 素材 | 単価 |
フェンス材(本体) | アルミ形材 | 35,000円/枚 |
アルミ鋳造 | 65,000円/枚 | |
木製 | 25,000円/枚 | |
木粉入り樹脂 | 55,000円/枚 | |
スチール | 12,000円/枚 | |
フェンス柱 | 3,000円/箇所 | |
コーナー材 | 2,000円/個 | |
端部材(※キャップ材) | 1,000円/セット |
上記の費用価格は、メーカーの希望小売価格をもとにしています。
実際の見積もり時には、2割〜3割程度の割引が適用されることもあるため、もう少し金額を抑えられる可能性もあります(もちろん、必ずそうした割引があるとは限りません)。
また、各部材の設置個数は、次のように決まります。

例えば、敷地面積が30坪程度の一般的な大きさの家で、
- 正面と裏面が一辺8m、側面が一辺12m
- 正面の半分と、側面の半分にフェンスを設置
- フェンス設置箇所の全長:正面の設置箇所(8m/2)+側面の設置箇所(12m/2) = 10m
- フェンス設置面の数:2つ
- ①フェンス材の数:全長(10m)/フェンス幅(2m) = 5枚
- ②フェンス柱の数:フェンス材の数(5枚)+設置面の数(2つ) = 7箇所
- ③コーナー材の数:設置面の数(2つ)−1 = 1つ
- ④端部材の数:1セット
4.3 部位別の外構工事費用③:玄関アプローチ
玄関アプローチの外構工事費用は、5万円〜25万円程度が相場です。
ただし、これは玄関アプローチの基礎づくりと素材の敷き詰めを行う工事の場合で、スロープと手すりを設置するなどのバリアフリー化等、全面的なリフォーム工事の場合はさらに高く、30万円〜60万円程度はかかると言われています。
玄関アプローチは、「広さ」と「敷き詰める素材の種類」の2点で、概ねの工事金額が決まります。
素材別の平米単価と8㎡の広さでの概算金額は次の通りです。
素材 | イメージ | 平米単価 | 8平米㎡での費用 |
タイル | ![]() |
12,000円〜15,000円 | 9.6万円〜12万円 |
インターロッキング | ![]() |
9,000円〜13,000円 | 7.2万円〜10.4万円 |
樹脂舗装 | ![]() |
13,000円〜17,000円 | 7.2万円〜10.4万円 |
飛び石 | ![]() |
3,000円〜4,000円/枚+砂利
→左の写真であれば、100,000円〜130,000円 |
)
4.4 部位別の外構工事費用④:デッキ・テラス
「デッキ・テラス」と一括りにしてはいますが、言葉の範囲は広く、「デッキ・テラスの価格相場」という言葉には4つの意味が含まれており、それぞれの価格相場は次の通りです。
- 「テラス本体の工事価格」:15万円〜45万円
- 「テラス屋根の設置工事価格」:10万円〜35万円
- 「テラス囲い・サンルームの設置工事価格」:30万円〜110万円(ガーデンルームは50万円〜150万円)
(1)テラス本体の工事価格
まず、1階の庭部分にある、いわゆる「テラス」と呼ばれるスペースをつくるための工事について説明します。
テラスをつくるには、土台部分をつくる基礎づくりと、その上に床をつくるデッキ設置工事の2つが必要です。
基礎づくりとデッキ設置工事は、合わせて10万円〜45万円程度かかることが多く、具体的な価格は選択する材質や商品のグレード等によって大きく変わってきます。

(2)テラス屋根の設置工事価格
テラス屋根の設置工事にかかる金額は、①本体価格と②施工費用の合計金額によって求められます。
合計金額は、概ね15万円〜35万円程度になることが一般的です。
内訳としては、①本体価格と②施工費用が半々で、場合によってはオプション費用が加わる、とイメージしておけば、ひとまず問題はないでしょう。

なお、テラス屋根の本体は、「取り付け方」と「意匠性(デザイン性)」の2点から、大きく下記3つのタイプに分けられます。
次に説明する「広さ」によっても価格は変わりますが、これらのタイプにしたがって、概ね「〜10万円/10万円〜20万円/20万円〜30万円」の3つの価格帯があると考えておけば問題ないと言えます。
タイプ | 概要 | 参考価格帯
(メーカー希望小売価格) |
メーカー毎の代表製品 | ||
LIXIL | YKK ap | 三協アルミ | |||
標準タイプ |
|
〜10万円 | スピーネ | ソラリア | レボリューA |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
独立タイプ |
|
10万円〜20万円 | フーゴF
テラスタイプ |
エフルージュグランZERO | レボリューD |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
高意匠性タイプ |
|
20万円〜30万円 | テラスSC | サザンテラス
パーゴラタイプ |
ナチュレN |
![]() |
![]() |
![]() |
(※上記の価格帯はあくまで、2間×6尺での参考価格です。広さや材質等の条件が変われば、30万円以上かかることもありますし、上記のタイプでも参考価格帯から離れる商品もあります。)
(3)テラス囲い・サンルームの設置工事価格
サンルームの新設・増築は、基本的には、本体価格・施工費用・オプション費用の3つを足し合わせた金額になります。
合計金額は、30万円〜110万円の範囲に収まると考えられます。
ただし、これはサンルーム本体のグレード差の大きさによる幅の広い価格帯です。
実際には、50万円〜70万円程度が費用としてかかることが一般的だと考えるのが良いでしょう。

(4)バルコニー・ベランダ関連の費用
ベランダ・バルコニーをリフォームするのにかかる費用の価格相場は、一般的に、5万円〜55万円程度です。
ベランダ・バルコニーのリフォーム工事は、①防水工事、②屋根の取り付け工事、③サンルーム(テラス囲い)の取り付け工事、④全交換工事、の4つの方法に大別できます。
各リフォーム方法の工事費用は、それぞれ次の通りです。
リフォーム方法 | 概要 | 工事価格帯 |
①防水工事 | 経年劣化により防水機能の落ちた表面にウレタン塗装をしたり、防水シートを取り替えたりする。 | 5万円〜10万円 |
②屋根の取り付け工事 | バルコニーに「テラス屋根」を取り付けて、ベランダにする。 | 10万円〜20万円 |
③サンルーム(テラス囲い)の取り付け工事 | バルコニーに囲いを取り付けたり、ベランダに外壁を取り付けたりする。 | 30万円〜50万円 |
④全交換工事 | 雨漏り、腐食など、経年劣化が大きく進んでいる場合に、ベランダ・バルコニーを撤去し、新品に交換する。 | 30万円〜50万円 |
「ベランダ・バルコニーにサンルームをつける場合」は、面積の広さや、開口部のバリエーションの少なさ等の理由から、先ほど説明した「テラスにサンルームをつける場合」よりも20万円ほど金額が低くなっている点に注意してください。
なお、ベランダは「建物から張り出しているスペースのうち、屋根がつけられているもの」、バルコニーは「建物の2階から張り出しているスペースのうち、屋根がつけられていないもの」という意味の違いがあるのですが、業界の慣習上、同じ意味で使われることが多いため、あまり気にしすぎる必要はないでしょう。
4.5 部位別の外構工事費用⑤:カーポート・ガレージ
カーポート・ガレージの設置費用は、「サイズ(何台入れるか)」「商品の種類・ブランド」の2つによって概ねの金額が決まります。
カーポートとガレージの違いは、「屋根と壁の両方があるのがガレージで、屋根しかないのがカーポート」なのですが、基本的には同じような考え方で見積もり金額が決まってきます。
概算相場としては、カーポートが20万円〜60万円、ガレージが80万円〜140万円といったところでしょうか。
また、ガレージシャッターのみの場合は費用が下がって・・・と思いきや、シャッターは案外価格が高く、20万円〜150万円と、かなり幅広い金額帯です。
とはいっても、いわゆる一般的なガレージシャッターをお求めの場合は、20万円〜40万円あれば十分でしょう。
(シャッターに関しての詳しい説明は、こちらの記事を合わせてご覧ください)
(1)カーポートの外構工事費用
カーポートの設置工事価格は、激安クラスの商品(1台用)だと10〜15万円程度から購入可能で、逆に高級クラスでサイズの大きいもの(3台用)だと90万円以上するものもあります。
このように金額帯が幅広いものの、概ね、20万円〜60万円程度が相場だと言えるでしょう。
この点について、リフォームガイドのリフォームガイド「カーポートの設置・交換する費用&費用を抑える業者の選び方」
という記事に、非常にわかりやすい費用相場が掲載されていたので、ここでは、そちらを引用しておきます。


なお、記事投稿タイミングの関係上、上記の画像内では消費税が8%となっている点にご注意ください。
(2)ガレージの外構工事費用
ガレージは、本体が大きい分、設置価格も非常に幅広いのが特徴です。
本記事では、1台分の汎用ガレージの設置価格相場として80万円〜140万円と説明しましたが、実際には、2台分以上のサイズや、意匠性の高いデザインガレージ等も視野に入れて考えると、200万円〜300万円以上するケースもあります。
下表は、大手物置メーカーの代表的製品と価格をまとめたものです。
「価格帯」がメーカー希望小売価格である(施工時にはエクステリア専門業者による数十パーセントの割引が適用されるのが一般的)ことに注意しつつ、費用計算の参考にされて下さい。
ブランド名 | メーカー | カテゴリ | イメージ | 価格帯 |
EMERGE Ⅱ | ヨドコウ | デザインガレージ | ![]() 画像:イナバ物置 |
¥4,970,000〜6,700,000 |
ARCIA | イナバ物置 | デザインガレージ | ![]() 画像:イナバ物置 |
¥1,122,000〜2,642,000 |
BROADIA | イナバ物置 | 電動開閉ガレージ | ![]() 画像:イナバ物置 |
¥1,614,000〜2,170,000 |
イナバ倉庫・ガレージ | イナバ物置 | 倉庫・ガレージ | ![]() 画像:イナバ物置 |
¥758,000〜3,193,000 |
ヨド倉庫 | ヨドコウ | 倉庫・ガレージ | ![]() 画像:ヨドコウWebカタログ |
¥296,000〜3,780,000 |
シャコパルテ | イナバ物置 | 奥行延長ガレージ | ![]() 画像:イナバ物置 |
¥487,000〜1,127,000 |
ラヴィージュ Ⅲ | ヨドコウ | ガレージ | ![]() 画像:ヨドコウWebカタログ |
¥414,000〜4,402,000 (※高価格帯は防火仕様) |
ベルフォーマ | TAKUBO | ガレージ (オーバースライド扉) |
![]() 画像:環境生活 |
¥428,000〜1,525,000 |
カールフォーマ | TAKUBO | ガレージ (巻上げシャッター扉) |
![]() 画像:環境生活 |
¥412,000〜1,388,000 |
GARADIA | イナバ物置 | ガレージ | ![]() 画像:イナバ物置 |
¥340,000〜1,244,000 |
4.6 部位別の外構工事費用⑥:植栽
一般的に、庭の植栽にかかる造園工事費用は、10万円〜20万円程度と言われています。
・・・が、庭の植栽に関しては、どの程度こだわってつくり込むかにかなり大きく依存してしまうため、一概には言えません。
例えば、目隠しがわりに木を1本〜2本植える程度であれば数万円で済む場合もありますし、豪華な庭園をつくるという話であれば、100万円以上かかる可能性もあります。
これは、他のエクステリアがある程度大きさが限られているのに対して、庭をエリアとする植栽には規模に限界がないからです。
(また、細かいところにたくさんの種類を植えることもできるので、同じ大きさでも金額がばらつきます)
そのため、植栽に関しては、1日の職人作業代金を1万円〜2万円程度と見積もり、その上で、プランに応じて数千円〜1.5万円/本程度の植栽料金が上乗せされる、という基本概算式だけを頭に置いて、詳しいところは造園業者に相談されるのが早いでしょう。
4.7 部位別の外構工事費用⑦:照明
エクステリアの照明を設置する費用相場は、3万円〜7万円/箇所で、総額10万円〜25万円程度が相場と言われています。
費用の内訳としては、概ね次の通りです。
勘定 | 項目 | 価格帯 |
施工費用 | 取り付け | 約5000円〜1万円/箇所 |
電気工事 | 約5000円/箇所 | |
支柱工事(※ポールタイプの照明のみ) | 約1万円 | |
本体価格 | ポールタイプ | 約3万4900円〜約5万5450円 |
スポットライトタイプ | 約3万8066円 | |
門灯タイプ | 約2万500円〜約4万1250円 | |
スポットライトセンサータイプ | 約3万8933円 | |
フットライトセンサータイプ | 約1万7700円 | |
ダウンライトセンサータイプ | 約1万6500円 |
4. 外構工事費用の見積もり事例
外構工事の費用の内訳が理解できたところで、次は、そうした費用が実際の見積もりでどのように反映されているか、いくつか実例を見てみましょう。
紙幅の関係上、ここで一つずつ詳細を解説することはしませんが、もし詳しく気になる方がいらっしゃれば、「エクステリアのヌリカエ」の無料相談窓口までお気軽にお問い合わせください。
※以下の見積もりはエクステリアヌリカエ加盟業者より提供頂いたものです
A:合計見積もり金額:1,680,000円(庭・フェンス・土間)

B:合計見積もり金額:2,600,000円(総合)



C:合計見積もり金額:3,119,465円(総合)



5. 外構工事の費用金額を損をしないために
いかがでしたでしょうか?
本記事で見たように、一口に「外構工事の費用」といっても、選ぶ素材や施工条件によって金額が大きく変わってくることと、その構造をお分かりいただけたかと思います。
そして、外構工事は、こうした構造をもちやすいために、次のような、消費者にとって不利な問題が起こりやすい業界でもあります。
- 定価がなく、ごまかしがききやすいために「安かろう悪かろう」が簡単に起こりうる
- そのため、同じ外構フェンスの工事でも、業者によって費用にかなり違いが生じる
- したがって、運悪く質の低い業者に頼むと、費用対効果が悪くなってしまう
- しかし、一般消費者にとっては、業者の質の見分けはつきにくい
こうした問題を解消するには、工事の費用をはじめとした適切な情報を施主様がしっかりと把握しておく必要があります。
さらに、事前の情報収集だけにやっきになるのではなく、検討の早い段階から、複数の業者の現地調査やヒアリング、プラン提案などを積極的に受けてみるのも、失敗しない工事には欠かせないプロセスだと言えるでしょう。

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